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あけましておめでとうございます。
しまなみ大好きサイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)です。
年始から嬉しいお知らせ。
ブラタモリでしまなみ海道の放送がされるそうです。
放送日時と内容は
- NHK総合 2021年1月16日(土)「#173 しまなみ海道 〜“瀬戸内の覇者”村上海賊はなぜ生まれた!?〜」
- NHK総合 2021年1月23日(土)「#174 呉 〜“戦艦大和のふるさと”呉はどうできた?〜」
ということになっています。
どのあたりを訪問する予定なのか大胆予想してみました。
このページの目次
しまなみでブラタモリが訪問する先「村上海賊」とは
村上海賊とは、しまなみ海道を形成する島々「芸予諸島」において、戦国時代に盛んに活動していた海賊です。
「海賊」というと怖いイメージがありますが、やたらめったら金品の略奪をするのではありません。
当時、交通の要所であった瀬戸内海を安全に航行できるように、水先案内人として通行料を徴収することで、生業を立てていた、「海の関所」的な意味合いであったそうです。
「村上三家」が納めていた瀬戸内海の「海の関所」
芸予諸島を抑えていた村上海賊は「村上3家」がそれぞれの縄張りを決めて、納めていたそうです。
「因島村上」「能島村上」「来島村上」の3家です。
その中でも特に力をもっていたのが「能島村上」だそうで、能島村上が城を築いていた海城のあとが、今治から最初の大きな島「大島」の北側に位置する「能島」に残されています。
本屋大賞を受賞した「村上海賊の娘」の舞台「能島」
この能島を舞台にした「村上海賊の娘」という本は2014年に「本屋大賞」を受賞しミリオンセラーとなりました。
能島村上の棟梁「村上武吉」の娘「景(きょう)」の活躍が生き生きとえがかれており、とっても面白い本です。
実は私がしまなみ海道へはまってしまったのは、この本を読んだことが大きな割合をしめています。
そのくらい「景(きょう)」に魅せらたというわけなんです。
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村上海賊の娘「景(きょう)」が憧れた大三島の大山祗神社の姫「鶴姫」の絵が、村上海賊博物館に飾られています。
ブラタモリはきっと村上海賊ミュージアムへは行くと思う
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以前は「村上水軍博物館」という名称でしたが・・・
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2020年に「村上海賊ミュージアム」という名称に変わったそうです。
この「能島村上」について様々な展示がされているのが「村上海賊ミュージアム」です。
上で紹介した「能島」との間に非常に激しい海の流れを体感できる「宮窪水道」という瀬戸がありますが、この「宮窪水道」を隔てた場所にあるのが「村上海賊ミュージアム」です。
きっとこの「村上海賊ミュージアム」へは、ブラタモリは行くと思います。
瀬戸内の覇者”村上海賊はなぜ生まれた!?
ブラタモリで放映されるタイトルは
瀬戸内の覇者”村上海賊はなぜ生まれた!?
ということです。
これは、芸予諸島の複雑な潮の流れを、村上海賊が熟知していたことが大きな要因に他なりません。
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能島の周りに渦巻く潮の流れ
【関連動画】⇒船の舳先が折れると恐れられた「船折瀬戸」を流れに逆らって進もうとする船の姿に思わず「頑張れ」といいたくなった動画
この潮の流れを体感できる場所が、上で紹介した「能島村上」が居城としていた「能島城」という、日本で唯一の「海城」を取り囲む潮流です。
この潮流を体感するためには、船が大好きなタモリさんだから、きっと「潮流体験」をするのではないだろうかと思います。
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潮流体験をしながら能島へ上陸するのかなと思います。
なぜ芸予諸島にはこのような複雑な潮の流れが生まれたのか
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能島の周りの複雑な潮の流れ
ブラタモリの話の展開として、「ではなぜこのような複雑な潮の流れができたのでしょう」ということになると思います。
それは、大小合わせると200にもなるという島々が、潮の干満の際の海の動きを堰き止めるからということになるでしょう。
では、この芸予諸島にこのように大小様々な島が残っているのかというと、これらの島々が花崗岩の島なので、潮の満ち引きで削られなかったためという説明になるのでしょうね。
ブラタモリでは花崗岩を実感できる「しまなみアートキャニオン」へ行く!?
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しまなみ海道の大島にある「しまなみアートキャニオン」
上で紹介した能島があるのは、しまなみ海道の中でも大きな島のひとつ「大島」の北側になります。
この大島にしまなみ海道を形成する芸予諸島の主な構成岩石「花崗岩」を実感できる場所があります。
その名も「しまなみアートキャニオン」
花崗岩の中でも高級な石として知られる「大島石」の採石場です。
この「しまなみアートキャニオン」を見ながら、なぜ芸予諸島を構成する岩石である、本来は地下深くで生成される花崗岩が、海上にまで出てきているのかといった話が展開されるのではないかなと想像できますね。
カレイ山展望台から芸予諸島の島々を見ながら「ブラタモリしまなみ」の1回目のエンディングか!?
上で紹介した「しまなみアートキャニオン」があるのは「カレイ山」という標高300メートルほどの山です。
このカレイ山の頂上には展望台があり、村上海賊が活躍した芸予諸島を一望できます。
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能島も見下ろせます。(写真中央)
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遥か彼方に本州も見ることができます。
しまなみ海道というと、「亀老山(きろうざん)」という展望スポットからの風景が有名です。
実際に「亀老山(きろうざん)」からの風景はとっても雄大で、「これぞしまなみ海道」という風景を堪能できます。
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亀老山展望台からの夕陽は「これぞしまなみ」と言える絶景スポットです。
しかしながら、こちらのカレイ山も、なかなか捨てがたい風景なのです。
亀老山からの展望が「雄大」という言葉で表現するなら、カレイ山からの眺望は「箱庭的」「女性的」といった、こじんまりとしたしまなみ海道の魅力を凝縮したような風景だと、私は思うのです。
この「カレイ山」からの芸予諸島の風景を見ながら「瀬戸内の覇者”村上海賊はなぜ生まれた!?」についてのエンディングになるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
紹介した内容は、あくまでサイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)が放送前に予想したものですので、違っていたらご容赦下さいませね。 😛
今回は村上海賊が活躍した舞台「大島」を中心に紹介しました。
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