こんにちわ、しまなみ大好きサイト管理人2ka-tsukaです。
今回はしまなみ海道を少し離れて、同じ瀬戸内の情報ということで、愛媛県の東部、新居浜市にある東洋のマチュピチュこと、東平(とうなる)の紅葉時期についてのご紹介です。
東洋のマチュピチュ東平(とうなる)ってなんだ?という方は、過去に紹介した記事もあるので、そちらを参考にどうぞ!
このページの目次
2021年11月上旬 東平(とうなる)の紅葉は最盛期
2021年11月6日に東平(とうなる)に紅葉を見に行って来ました。
東平(とうなる)の標高は750メートル。
昨年は11月中旬に訪れたのですが、その際には紅葉は見ごろを過ぎていました。
ということで今回は少し早めに出かけたわけです。
これでもか!というくらいの赤色に染まったヤマモミジ
東平(とうなる)エリアに入って、まず驚くのは、「これでもか」というくらに真っ赤にそまった駐車場に植えられたヤマモミジたちです。
街なかではこれほど真っ赤に染まったヤマモミジは、見たことがありません。
町なかで見るヤマモミジは、すこしオレンジがはいった紅葉のイメージですが、東平(とうなる)で見るヤマモミジの紅葉は、まったく違ったのです。
駐車場全体がまっかに染まっています。
駐車場から少し上のほうをみあげると、こちらはいろとりどりの紅葉の競演。
背景がスギの林になっていますので、濃い緑色をバックに、余計に紅葉が映えるのですね。
東洋のマチュピチュ産業遺産周辺にはドウダンツツジの圧倒的な鮮やかな紅葉
東洋のマチュピチュ東平(とうなる)は、愛媛県の東部にある新居浜市の深い山中に現存する別子銅山の産業遺産群です。
石垣やレンガで造られた建物は風化がすすみいくらか半壊しているところもあるのですが、高所にあることからその姿が『東洋のマチュピチュ』と呼ばれています。
ただし、「そんなにマチュピチュみたいにすごいのか」と期待していくと、少しがっかりするかもしれません。
正直「マチュピチュは言い過ぎだろ」と思います。
でも、この遺跡群と紅葉の組み合わせは、マチュピチュでは見ることのできない、すばらしい紅葉スポットだと思います。
この写真↑↑↑は、「ドウダンツツジ」という町なかでや公園でも、一般的に植栽されているツツジの仲間ですが、平地でのドウダンツツジは、こんなに真っ赤には紅葉しません。
もう少し、くすんだ赤紫色の紅葉です。
だいたいこんな色です↓↓↓
この圧倒的な紅葉したドウダンツツジの赤色とスケールは、なかなか他でも見ることのできません。
ドウダンツツジの紅葉の期間は、サクラなどの紅葉とは違い、しばらく楽しむことができるので、東平(とうなる)は是非訪れて欲しい、紅葉スポットと言えると思います。
マユミの紅葉も見事な東平(とうなる)
東平(とうなる)の紅葉の中で目を惹くもののひとつに「マユミ」という木があります。
マユミという名前は可愛いですが、名前の由来は昔は枝をそのまま使った丸木弓から、マユミになったとの説が一般的です。
マユミの紅葉は、平地では緑色が残るものも多いのですが、東平(とうなる)のマユミは、かなりの部分が赤く染まっていて、しかも実も赤く染まっているので、こちらも一見の価値があります。
東平(とうなる)のサクラの紅葉は見ごろを過ぎていました
こちらは東平(とうなる)の中でも撮影スポットのひとつである、「インクライン」という見どころの場所です。
220段ほどの階段は、かつてインクライン(傾斜面を走る軌道)を通じて荷揚げされていたそうです。
この階段の両脇にはサクラが植えられていて、きっと紅葉の盛りの頃は綺麗だったろうなと思いますが、11月の上旬の時期では大半が散っていました。
桜の紅葉の時期は、高所では随分と早いのだろうと思います。
第三通洞はまるで「絵画みたい」な写真スポット
東平(とうなる)エリアの中の最奥部にある第三通洞は、「まるで絵画みたい」な写真のスポットで、私のお気に入りの場所のひとつです。
標高747mの8番坑道準の東平坑口から東延斜坑底を結ぶ延長1,795m、幅3.35m、高さ3.73mの主要運搬坑道として利用されていたそうですが、今では閉鎖されていて、閉鎖されている黄色の扉と、周辺の岩肌を覆い尽くした蔦、地面の落ちた落ち葉のコントラストが、とても綺麗な絵画のようなスポットとなっています。
第三発電所はガラス越しの紅葉がステンドグラスみたい
第三通洞の近くにある赤レンガ造りの建物は第三変電所の跡だそうです。
古いレンガ造りの建物の中には自由に出入りすることができます。
中から外を見ると割れた窓から見える紅葉がまるでステンドグラスみたいに見えたりします。
入って来たドアのほうを振り返ると、これまた面白い絵になる風景が。
古いレンガ造りの建物というのは、絵になるスポットが満載で楽しい。
東平(とうなる)までの上り坂はとっても細くて厳しいヒルクライムコース
道の駅「マイントピア別子」から東平(とうなる)エリアまでは、とっても厳しいヒルクラムコースです。
ずっと登り坂で獲得標高670メートル。
このようなヘアピンカーブが数えきれないほどの狭い山道です。
車が離合できないようなところが随所にありますので、運転に自信のない人は注意して上ってくださいね。
自転車で上るには、貧脚のサイト管理人2ka-tsukaにとっては、相当にきつかったです。
ところどころ見られる紅葉を眺めながら、休み休み登っていくのがよろしいかと思います。
ということで、今回は東平(とうなる)の紅葉について紹介しました。
しまなみ海道の紅葉については、以前紹介した記事がありますので、そちらも見てみて下さいね。
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