こんにちわ、しまなみ大好きサイト管理人2ka-tsukaです。
前回から、しまなみ海道とは少し離れてますが、瀬戸内つながりってことで、愛媛県新居浜市にある「東洋のマチュピチュ」こと、東平(とうなる)について紹介しています。
前回は東平(とうなる)への行き方について紹介しました。⇒東洋のマチュピチュ【東平(とうなる)】 の行き方。サイクリングで行くときの注意点。
今回は東平(とうなる)エリアの中でも、今回はじめて行って見て、サイト管理人2ka-tsukaが一番感動したエリアについて紹介したいと思います。
東平(とうなる)エリアで有名な重厚な花崗岩の石積み
東平(とうなる)エリアといえば、有名なのはこれらの石積み。
かつては繁栄し、もっと多くの施設があったそうですが、いまはかなりの部分が取り壊されて、「ゆっくりと自然の中へ溶け込んでいく様が、かつて大繁栄を誇っていたマチュピチュのよう」ということで、「東洋のマチュピチュ」と評されている、代表的な場所です。
この石積みは、東平(とうなる)貯鉱庫跡だそうです。
運ばれてきた鉱石を、一時的に保管するストックヤードとして使われていたそうです。
立派な石積みですね。銅鉱石をため込んでいた「貯鉱庫」からは、「銅を含んだ水がしみ出したさま」を、赤茶けた石積みから感じ取ることができます。
赤レンガ造りの東平索道停車場の遺構だそうです。
鉱石運搬や、日常生活の生活必需品、郵便や新聞が索道で輸送され、この停車場で荷下ろしされたそうです。
荷揚げのために作られたインクライン(傾斜面を走る軌道)の跡地だそうです。
今では「東平(とうなる)貯鉱庫あと」や「東平索道停車場」へ至る、220段の階段として利用されています。
東平(とうなる)エリアの中心施設の地図
上で紹介した「東平(とうなる)エリアの主要施設」は地図の赤丸あたりに集中しています。
その他「東平歴史資料館」や「マイン工房」なども、このあたりに集中しています。
マイン工房では、銅版レリーフなどを作ったり、手づくりの楽しさを味わうことができます。
マイン工房や資料館について詳しくは公式サイトをご覧頂ければいいと思います。⇒東平(とうなる)公式サイト
東平(とうなる)エリア 私が一番感動した場所はココ「第三通洞」だ!
東平(とうなる)へはじめて来てみた印象は正直「東洋のマチュピチュとはいいながらも、まあ、こんなもんだろな~」という感じでした。
ひととおり1時間ほど見て、「帰ってマイントピアで『カツカレーうどんスペシャル』を食べよう」って思ったくらいのものだったのです。
「ほかに見とくとこないかなぁ」って思ってインスタを検索していたら、なんだかやたらと雰囲気のある場所があるのを見つけました。
それが上の写真の場所、「第三通洞」だったのです。
「第三通洞」への行き方
サイト管理人2ka-tsukaが、東平(とうなる)で一番おすすめしたい場所「第三通洞」は、東平(とうなる)エリアの最奥部にあります。(上の地図の赤丸箇所)
上の地図で「渓谷遊歩道」を目指していくと、行き止まりの広場につきあたります。
「どっち行くんだ~?」と周りをみると、小さく看板があり「第三通洞・変電所跡」の案内があります。
そちらのほうへ進んでいきます。
「渓谷遊歩道」と名称がつけられていますが、水の流れの音は聞こえながらも、渓谷を見ることはできません。
砂利道なので自転車は押していきます。
対抗の方が来たら、道のわきによけないと通れないくらいの狭い道です。
「ムム!ホントに大丈夫か~!?」と若干不安になりながらも、しばらく進むと開けた場所に出ました。
「子供広場」というそうです。
この日は晴れでしたが、高く育った松が日差しを遮り、真夏でも涼しく過ごせそうな場所です。
「子供広場」をつっきり、さらに奥に進んでいくと案内板がありました。
ただ、案内されている先は「銅山の里」「自然の家」「銅山峰」という表示で、「第三通洞」も「変電所跡」も表示がないのです。
ここに至って「ムムム!」とかなり不安になり、「もしかして取り壊されたのかぁ」っと周りを見ると
階段の上に何やら建物らしきものが。
人が離れ放置された建物「変電所跡」でした。
当時のまま、手つかずで放置されているそうです。
第三変電所は、第三通洞がある第三集落に明治37年9月に建設されました。
そして東平坑閉坑になる少し前の昭和40年まで使用されていました。第三というのは三番目ということではなく「第三」という地名からついたものです。
赤レンガ造りの建物は、現在も外観をとどめながら残されています。
東平で当時のままの建物が残されているのは、この第三変電所とマイン工房ですが、内部まで残されているのはここだけです。引用:現地にあった説明文より抜粋
当時の生活感を感じられる内部は、自由に見学することができます。
訪れたのは正午ころでしたので、日も高く明るかったのですが、これが夕方訪れたら「ちょっと怖いかも」って思うような場所です。
「さあ、第三通洞とやらはどこか?それ見たら帰ろ~」と思いながら、地図に表示されているほうへ歩いて行きました。
地図のほうへ進んでいくも、案内表示はなく、「ごーーーーー」っという水の音だけが、やたらと響いていたのでした。
天空の城「ラピュタ」に出てくるような美しい滝に挟まれて「第三通洞」があった。
ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」で、城の前の池がとっても透明なシーンがあります。
水の透明感の描写がすばらしく、私が大好きなシーンのひとつです。
なんとこの第三通洞の両脇には、このシーンのように透明な水の滝つぼのある滝が2本、第三通洞を挟むようにして流れていたのでした。
左側の滝は「柳谷」、右側の滝は「寛永谷」というようです。
鳴り響いていた水の音は、このふたつの滝の水が流れ落ちる音だったんですね。
この橋を渡った正面が「第三通洞」なんですね。
緑に覆い尽くされた石の壁にはさまれるようにして「第三通洞」はありました。
観光パンフレットにも、おそらく紹介されていないと思う、滝からの「マイナスイオンが充満」しているようなこんな「癒しのスポット」「パワースポット」が、最奥部のこんな場所にあったんです。
紅葉のシーズンにまた訪れてみたい「柳谷」
この「第三通洞」の右側を流れる「柳谷」に沿って登山道があります。
この流れにそって紅葉などの落葉樹が沢山育っていました。
ここ、ヤバいです。
紅葉の時期には、絶対にムッチャ綺麗だと思います。
正直、東平(とうなる)のメインのエリアは「一度見たからまあいいや」って感じでした。
だけどこの「第三通洞」と「柳谷」や「寛長谷」があるから「紅葉のシーズンに絶対にまた来たい」って思いましたよ。
以上、「東洋のマチュピチュ東平(とうなる)エリア 私が一番感動した場所はココだ!」ということで紹介させて頂きました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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今回は、東平(とうなる)の紹介をしましたが、このブログのメインテーマは「はじめてしまなみ海道に来た人に、折角のしまなみ海道、満喫して走って欲しい」と思い、このブログやSNS・しまなみ特化マップ「しまぽた」などで、しまなみ海道のおすすめ情報などがメインです。
そちらも参考にしてみて下さいね。
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