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真夏のしまなみ海道サイクリング。夏のしまなみは灼熱地獄。走行距離の目安にも注意しましょう。
- 2021/7/29
- サイクリング初心者向け
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このページの目次
夏のしまなみサイクリング注意点1:思っている以上に日影が少ない
しまなみ海道ってなんとなく「海の上を走っていてきもちよさそう」というイメージを持っていませんか?
そして「夏でも海の上だから涼しいんではないの?」って思っていませんか?
だけどそれは大間違いです。
夏のしまなみ海道のサイクリングはとっても注意が必要。
確かに海の上を渡る橋を走っているときは、とっても気持ちがいいです。
だけど橋と橋との間はそれぞれの島を走ることになります。
しまなみ海道のサイクリングコースのうちの半分以上は島の中を走ります。
この島内道路、場所によっては日影が思ったよりも全然ありません。
上からはお日様の光が照り付け、下からはアスファルトの輻射熱が容赦なくサイクリストを焼きます。
まるでグリルの焼き魚状態です。
夏のしまなみはまずはこの暑さに注意が必要です。
しっかり暑さ対策をしてくださいね。
夏のしまなみサイクリング注意点2:普段より全然走れない。
しまなみ海道は意外にアップダウンが多いです。
しまなみの橋を渡っているときは気持ちいいです。
だけど橋から島におりたり、島から橋に上ったりのアップダウンや、島内の道路もアップダウンが意外にあります。
このアップダウンの道に日影が少ないため思った以上に体力が削られます。
サイト管理人2ka-tsukaは真夏に一度「ちょっと軽く伯方島を一周して帰って来よ」と思って出かけときに、今治から出発して伯方島までたどり着けないで、途中から戻って来た経験があります。
サイト管理人2ka-tsukaの感覚としては、普段走れる距離の半分くらいの距離しか走れないって思ったほうがいいと思います。
そのくらい体力を消耗します。
夏のしまなみサイクリング注意点3:ハンガーノックに注意
「暑くて食が進まない」ってことはありますよね。
だけどサイクリングのときは、お腹が空っぽの状態で走っていると、いきなり「ハンガーノック」という状態になることがあります。
ハンガーノックとは簡単にいうと、サイクリングなどの長時間の運動を続けていると、知らず知らずのうちに体のなかの糖分が消費されて低血糖状態になってしまい、動けなくなってしまう状態です。下手をすると命に係わることもあるそうです。
朝起きてあまり食が進まないのであれば、糖分の高い食べ物などを携帯しておいて、休憩のたびに少しお腹に入れて走るようにしないと、ハンガーノックの状態に陥り動けなくなることがあります。
真夏のしまなみでハンガーノックに襲われると悲劇です。
場所によってはコンビニとか近くにない場合がありますよ。
夏のしまなみサイクリング注意点4:コンビニはおろか自動販売機もない区間がある。
しまなみ海道のサイクリングコースは、はじめてしまなみをサイクリングする人でも迷わないように、ブルーのラインが引いてあります。
このブルーラインを辿っていくのが、メインのサイクリングコースです。
ですが、このブルーラインを走っているにも関わらず、コンビニや自動販売機が殆どない区間もあったりします。
上の写真↑↑↑は、しまなみ海道のサイクリングコースの中でも有名な「宗方海岸ギザギザロード(通称ひゃっほー坂)」というところで、海に向かっていく下り坂はとっても気持ちのよいサイクリングコースです。
場所は大三島の南側の外周道路になります。
この大三島の外周道路、コンビニも自販機もほぼありません。
真夏のサイクリングコースでこれは厳しい。
一般的な熱中症対策グッズは最低限準備しておきましょう。
夏のしまなみサイクリング注意点5:「しまなみサイクルオアシス」を上手に使おう。
しまなみ海道のサイクリングコースの中で、しばしば「サイクルオアシス」という暖簾を見ると思います。
このサイクルオアシスについて、実はあまり知られていないみたいなので、最後に紹介しておこうと思います。
しまなみ海道のサイクリストの心強い味方「しまなみサイクルオアシス」
「しまなみサイクルオアシス」とは、しまなみサイクリストのためのとってもありがたい味方です。
この暖簾を出しているのは、お店だったりカフェだったり農家さんだったり。
「しまなみ海道をサイクリングする皆さんのサポートをするよ」「おもてなしするよ」と、手を挙げた方々です。
しまなみサイクルオアシスでできること
しまなみサイクルオアシスで「おもてなし」してくれる内容は上のとおりです。
- 空気入れを貸してくれます。
- 給水をさせてくれます。
- トイレを借りられます。
- 軒下などで休憩させてくれます。
- 情報パンフレットなどを提供してくれます。
つまり、夏のしまなみ海道サイクリングのときに注意したほうがいいことを、ひととおりフォローしてくれるのが「しまなみサイクルオアシス」なんですね。
利用しやすいサイクルオアシス
サイクルオアシスの暖簾は、しまなみ海道のいたるところで見ることができます。
だけど、このサイクルオアシスとして登録しているところでも、「ちょっと休憩させて」とか「ちょっとトイレ使わせて」とか言いやすいところと言いにくいところがあります。
サイト管理人2ka-tsukaの体験からいうと、カフェやお店などはオーナー側も心得ているので気持ちよく「どうぞー」と軽く答えてくれます。
反対に個人のおうちの軒先などは、ちょっといいにくいですね。
上手にサイクルオアシスを使って、安全に夏のしまなみを楽しんで頂きたいものです。
夏のしまなみサイクリングの注意することまとめ
夏のしまなみ海道のサイクリングの注意点を紹介してきました。
「夏のしまなみってなんだか大変」という印象を持たれた方もいるかもしれません。
そうなんです。
夏のしまなみ海道って大変なんです。
でも、一番海と空がきれいに見られるのも、夏のしまなみ海道の魅力なんですね。
是非、暑さ対策をして、安全にしまなみ海道のサイクリングを楽しんて頂けたらいいなと思って紹介しました。
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