しまなみ海道のサイクリング 時間。意外にアップダウン多いので注意。
- 2018/12/9
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- しまなみ海道 サイクリング 時間
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こんにちは。管理人の2ka-tsukaです。
はじめてのしまなみ海道のサイクリング。どのくらいの時間が掛かるか、気に掛かりますよね。
遠くからいらっしゃる方は、帰りの交通機関の時間も考慮しなければならないでしょうし、レンタサイクルの方は、自転車の返却時間なども考えなければならないでしょうし。
ということで、本日は
しまなみ海道のサイクリングの時間はどのくらい?意外にアップダウン多いので注意して計画を!
ということで紹介して行きたいと思います。
このページで紹介している写真のマップ
このページの目次
意外にアップダウンが多い、しまなみ海道のサイクリング
しまなみ海道のサイクリングの時間を考える上で、まず考えておかなければならないのが、「しまなみ海道のサイクリングって、意外にアップダウンが多い」ということなんです。
ご存じのとおり、しまなみ海道のサイクリングロードは、島と島を結ぶ橋の上をサイクリングするのが一番の見どころですが、実はずっと平坦な橋の上を走れるわけではありません。
橋と橋のあいだは、島内の一般道路を走るのサイクリングコースなのです。
したがって、島内の一般道路から橋までは、ずっと登っていかなければなりません。
「え~、大変じゃん!しんどいじゃん!!ずっと平坦じゃないのかよ!!!」
なんて声も聞こえてきそうですが、そうなんです、サイクリングに慣れていない方にとっては、「ずっと坂をのぼる」なんて聞くと、「無茶苦茶しんどい」というイメージがついてしまうかもしれません。
でも、ご安心を。橋への登坂は、それほど大変な思いはしないで、登ることができます。
島から橋へのアプローチ道路は、緩やかな一定勾配なので、それほど大変ではない
自転車に普段あまり乗られていない方が、はじめてのしまなみサイクリングで、「上り坂が多い」なんて聞くと、「大変だなぁ~、やめようかなぁ~」なんて思うかもしれません。
ですが、橋へのアプローチするサイクリングロードは、緩やかな一定勾配なので、それほどきつい思いはしないで登ることができます。
また、この橋へのアプローチ用のサイクリングロードは、ループ状に設計されていますので、次々とかわる景観に、坂を上る「しんどさ」よりも、「わくわく感」のほうが強いと思います。
島内の一般道路には、アップダウンの厳しいところもある
前述のとおり、橋へのアプローチの厳しさは、それほど感じることはないと思います。
これに対して、島内の一般道路は、サイクリング初心者にとって、かなり厳しいアップダウンのところも、何か所かあります。
特に、尾道からスタートして、今治でのゴールを考えていらっしゃる、初心者サイクリストの方にとっては、今治の一番近い島「大島」の「宮窪峠」は、かなり厳しい思いをするかもしれません。
一日サイクリングしてきて、今治へのラストスパートの箇所にある、しまなみ海道のサイクリングコースの中で、一番登坂が厳しいところです(※)ので、結構体力をうばわれるかもしれません。
(※)島の海岸を走る場合は、もっともっと厳しい峠もあります。一般的なサイクリングコースということで、お考え下さい。
サイクリングに掛かる時間、平均速度はどのくらいで考えればいいの?
それでは、サイクリングに掛かる時間は、どのくらいを考えればよいのでしょう?
これは、どのような走り方をするかによって、当然、全く変わってきます。以下、モデルケースを考えてみましょう。
しまなみ海道を一挙に走り抜けたい。
尾道から今治まで、あるいは今治から尾道まで、一挙に走り抜けたいという方の場合、サイクリングにはかなり自信のある方でしょうから、平均時速20kmくらいでは、走り抜けることができると思います。
しまなみ海道を縦断する、最短のルートの距離は、だいたい70kmくらいですので、約3.5時間くらいでは、走る抜けることができる距離です。
とはいいながらも、途中で一度くらいは休憩を挟むでしょうから、片道大体4時間くらいで、走り抜けることが可能です。
もし、往復を考えるのであれば、帰りは疲れも加わりますので、帰りはプラス一時間くらいしておいたほうがいいでしょう。
ちなみ私の場合、ワンデイリターンをする場合は、行きは4時間、帰りは5時間から5時間半くらいかかります。アラフィフですからね。
フォトジェニックなポイントで、写真を撮りながら、サイクリングを楽しみたい。
しまなみ海道は、フォトジェニックは場所が沢山あります。このような場所で、写真を撮るために停車しながらサイクリングをすると、意外にすぐに時間は経過するものです。
私は30回以上、しまなみ海道をサイクリングしていますが、その都度、しまなみ海道は違う表情を見せてくれるので、あちこちの写真を撮りながらのサイクリングが多いです。
このようなサイクリングのスタイルの場合、今治スタートで、しまなみ海道サイクリングのほぼ真ん中にある「多々羅しまなみ公園」までの掛かる時間が、約2時間半くらいかかっていたりします。
今治から多々羅しまなみ公園までの距離が、だいたい30kmなので、平均時速12kmといったところでしょうか。
このペースで、しまなみ海道をサイクリングするとすれば、約6時間ほど。
途中で、お昼休憩などを考えれば、サイクリングに掛かる時間は、約7時間ほどが目安になりますね。
立ち寄りポイントやグルメを楽しみながら、ゆっくりと走りたい。
しまなみ海道には、立ち寄りポイントやグルメやスイーツのポイントも充実しています。
これらの立ち寄りポイントを楽しみながら、しまなみ海道を走り抜けようとすると、かなりな時間を見込むことが必要です。
先日、ゲストハウスで知り合ったベテランサイクリストの方は、
「朝7時に広島を出発して、この時間(19時頃)に到着しました。あちこち立ち寄ったから、12時間が掛かりましたよ」と言っていました。
このベテランサイクリストさん、「走っているときの平均時速は20kmくらいだったと思いますよ」と言っていましたから
走っている時間を除くと、8時間ほど、あちらこちらに立ち寄っていたということになりますね。
サイクリングに慣れた、ベテランの方でこのくらい掛かっていますので、初心者の方が、あちらこちらに立ち寄りながら、しまなみ海道を走り抜けるという計画は、ちょっと無謀かもしれませんね。
フォトジェニックなポイントや立ち寄りポイントが多いので、意外に時間がかかる
しまなみ海道をはじめてサイクリングする場合は、意外に時間が掛かるのを、お分かり頂けましたでしょうか。
はじめてのしまなみ海道、ワクワクするところが沢山ありますので、ある程度の時間が掛かることを想定して、スケジューリングをしてみて下さいね。
私の経験上、休憩時間等も考え合わせて、だいたい平均時速8kmくらいであれば、しまなみ海道の魅力を満喫できるのではないかたと思います。
ということは、だいたい9時間くらい掛かるという計算ですね。
朝8時にスタートすれば、午後5時にはゴールできるということになります。
これくらであれば、それほど無理のない計算ではないかと思います。
せっかくのしまなみ海道のサイクリング、一日で往復は、もったいない
yahooの知恵袋などを見ると、「しまなみ海道のサイクリングをしたいけど、一日で往復できますか?」といった質問を見かけることがあります。
「できるか?」と聞かれると「できますよ」という回答にはなるのですけど、、、やめたほうがいいと思いますよ。
「ただ、走っただけ」ということで、「しまなみ海道のサイクリングを満喫した」ということには、ならないと思います。
私も時々、今治から尾道のワンデイターンのサイクリングを行うのですが、これは体力維持のためのトレーニング的な意味合いです。ジムなどで自転車をこぐよりは、よっぽど効果的だし、よっぽど風景は楽しめるし。
ですが、ゴール前の厳しい峠のあたりでは、「なんでこんなことしてるんだろー」と後悔の念も、持ち上がってくるのです。
せっかくのしまなみ海道のサイクリング。
是非、楽しめる計画を立てて下さいね。
「しまなみ海道のサイクリング 時間。意外にアップダウン多いので注意。」まとめ
このページでは、しまなみ海道のサイクリングにかかる時間について紹介しました。
しまなみ海道は、見どころも多いし、グルメやスイーツのポイントも多いので、2~3日掛けたサイクリングの計画を立てられるとよろしいかと思います。
それぞれの島の魅力や立ち寄りポイントなどは、近日公開したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。ランキングの応援頂けると、しまなみのサイクリングを楽しみたい人へ、沢山情報を提供できます。↓↓↓
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