このページの目次
しまなみ海道のサイクリング料金が無料なのは2022年3月末まで
昨日のニュースで、しまなみ海道サイクリングロードの無料化の延長要望について報道されていました。
サイト管理人2ka-tsukaがしまなみ海道のサイクリングにハマったのは2016年。
その頃からしまなみ海道のサイクリング料金は無料だったので、しまなみ海道のサイクリング料金が無料なのはあたりまえという感じがあるのですが、実は本来は高速道路の側道なので、料金設定がされています。
今回はしまなみ海道のサイクリングロードの無料化延長について、少し掘り下げて紹介したいと思います。
本来ならしまなみ海道のサイクリング料金はいくら?
無料で走らせてもらっているしまなみ海道のサイクリングロードなのですが、実際のところサイクリング料金はいくらなのでしょう。
しまなみ海道を管理している本四高速のHPから抜粋すると、料金は以下のとおりとなっているようです。
- 因島大橋 50円
- 生口橋 50円
- 多々羅大橋 100円
- 大三島橋 50円
- 伯方、大島橋 50円
- 来島海峡大橋 100円
- 合計 400円
しまなみ海道の橋を全部渡ると、本当は片道で400円、往復で800円掛るんですね。
「しまなみサイクリングフリー(しまなみ海道を自転車で無料で渡ることのできる)」に尽力して下さっている皆さまに感謝です。
しまなみ海道 サイクリング料金 無料化延長を要望 2025年まで
2022年3月まで無料で利用できるしまなみ海道のサイクリングロードに6つの橋ですが、2025年3月までの無料化延長の要望が、昨日の2月7日に提出されたそうです。
以下、NHKの愛媛 NEWS WEBから抜粋です。
愛媛県の田中副知事と広島県の湯崎知事は7日、斉藤国土交通大臣とオンラインで会談しました。この中で田中副知事らは「新型コロナの感染拡大の影響で落ち込む観光客数の回復のためには無料化が必要だ」などとして自転車の利用料金の無料化をさらに複数年延長するよう要望しました。
これに対して、斉藤大臣は「2年間の無料化の継続を愛媛県と広島県、本州四国連絡高速道路が連携して進めてもらいたい」などと述べて無料化を2年延長する方向で本州四国連絡高速道路に働きかけていく考えを示しました。引用元:NHK愛媛 NEWS WEB
道路行政を管理している国交省へ要望を出して、国交省からの働きかけがあって、本四高速が検討するということになんですね。
そこで、「それは無理!!」なんてことは、本四高速は言わないと思いますけどね。
しまなみ海道サイクリングを無料化するために本四高速や協賛企業はいくら負担してくれている?
ところで、本来であれば往復で800円掛るしまなみ海道のサイクリング料金。
これが無料ということであれば、本四高速や協賛企業はいくらくらい負担してくれているのでしょう。
広島県の資料を引用すると、年間約33万人がサイクリングロードを利用しているとのこと。
2018年度のしまなみ海道サイクリングロードの利用者数は、約33万2千人。 レンタサイクルの貸出台数も年間13万台を超えていて、国内外から大勢の人々が訪れる人気の観光ルートです。
引用元:広島県
おそらく全利用者が、しまなみ海道を往復するわけではないでしょうから、仮に約半数の16万人が往復、残りが片道利用ということにすると
- 800円×16万人=1億2800万円
- 400円×17万2千人=6千880万円
- 合計 1億9680万円
約2億円の負担を、本四高速や協賛企業が負担して下さっているということなんですね。
感謝感謝です。
しまなみ海道サイクリングロードは「ナショナルサイクルルート」
しまなみ海道は日本国内のサイクリングロードの見本となる「ナショナルサイクルルート」として2019年11月に認定されました。
ちょうどまだコロナがはじまる前だったので、サイト管理人2ka-tsukaとしても「これからしまなみ海道はもっと賑わう\(^o^)/」と思っていたのですが、コロナの影響で鼻っぱしを折られたような感じになっています。
とはいいながらも、しまなみ海道のサイクリングが、相変わらず人気なのは変わりません。
コロナ前と比べると、格段に利用する方が減っているのは否めませんが、しまなみ海道が魅力的なのは相変わらずです。
より沢山の方にしまなみ海道のサイクリングを楽しんでもらうためにも、当面のあいだは、無料期間の延長がされるといいですね。
最近のコメント