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しまなみ海道のおすすめの橋は?全ての橋から海を見られると思ったら大間違い。
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しまなみ海道のおすすめの橋は?全ての橋から海を見られると思ったら大間違い。
このブログ【しまなみサイクリストどっとこむ】は、しまなみ海道サイクリング初心者の方に、しまなみ海道サイクリングの魅力を十分に満喫して頂けるように、しまなみ海道サイクリングの情報を紹介するブログです。
今回は、きっと多くの方が、勘違いしているだろうと思う、しまなみ海道の橋からの眺望について、「行ってから後悔しないための注意点」を、紹介したいと思います。
しまなみ海道の橋は、どの橋からも眺望がいいわけではないので注意
はじめてしまなみ海道のサイクリングをしようと思う方は、しまなみ海道といわれるサイクリングロードが、6つの大きな島と7つの橋とでできているということは、ご存じだと思います。
ところで、これらの橋、全ての橋から眺望がいいわけではないということは、ご存じでしょうか?
これらの7つの橋のうち、尾道と因島を結ぶ「尾道大橋」は、自転車はわたることができるものの、歩道がすごく狭く、危険なので、自転車で渡るには不向きなので候補から外すとして、
残りの6つの橋の中で、おすすめの橋について、わたしなりにランキングをつけてみましたので、サイクリングコースの中で、どの橋を渡るのが一番「しまなみ海道らしさ」を堪能できるか、コース選びの参考にしてみて下さいね。
第6位:因島大橋
お薦め度:★☆☆☆☆
因島大橋は、島から見上げるときには、すごく立派な橋で「インスタ映え」する橋です。
トラス構造(骨組みを組み合わせた構造)の橋は、島から眺めると「これぞ橋!!」という、堂々たる存在感です。
だけど、残念なのは橋を渡るときです。
この橋の中を走るときは、ものすごい閉塞感なんです。
サイト管理人2ka-tsukaは、若干「閉所恐怖症」の傾向があるので、この因島大橋をわたるときは、「も-、早く抜けてしまいたい」という感じになってしまうのです。
まるでどこかの地下道を走っているみたいで「しまなみ海道らしさ」は、まるでゼロです。
サイクリングレーンも、橋の中央部を走っているので、なかなか海を眺めるという感じではありません。
さらに、レーン幅もせまく、原付バイクなどもどんどん走るので、結構怖いんですよね。
ということで、サイト管理人2ka-tsukaなりには、因島大橋は第6位とさせて頂きました。
第5位:大三島橋
お薦め度:★★☆☆☆
大三島橋は、しまなみ海道の中で唯一のアーチ橋です。
周辺の写真スポットからの橋の景観や、橋の中を走っているときは、アーチの美しさを感じることができる橋です。
なのですが、大三島橋の自転車レーンは橋の中央部を通るようになっていて、自転車レーンからまわりの風景は、あまり見えません。
自転車レーンのさらに外側を、管理用車両が走る側道が走っているからです。
ですので、「しまなみ海道らしさ」という点でいえば、「もう一歩」ということで、第5位にさせて頂きました。
第4位:伯方・大島大橋
お薦め度:★★★☆☆
伯方・大島大橋は、しまなみ海道の愛媛県側の島で、伯方島と大島を結ぶ橋です。
伯方島と大島の間には「見近島」という小さな島があり、この島から伯方島側が「伯方島橋」、この島から大島側が「大島橋」という、ふたつの橋がつながって、ひとつの橋になっています。
この「伯方・大島大橋」の中の「大島橋」にあたる部分。
こちらも、第5位であげた「大三島橋」のように、管理車両用の側道があるので、自転車レーンからは、残念ながらあまり海を見ることができません。
なので、サイト管理人2ka-tsukaなりには、第4位とさせて頂きました。
「伯方島」がわの「伯方島橋」については側道もなく、海に近いところをサイクルレーンがあるので、快適に走ることができます。
第3位:生口橋
お薦め度:★★★★☆
因島と生口島を結ぶ橋が「生口橋」です。
生口橋は、「斜張橋」という形式の橋です。
斜張橋は塔から斜めにケーブルを張った形式の橋で、美観を重視する場合に採用されることが多いそうです。
実際、しまなみ海道の中でも、この生口橋と多々羅大橋は「斜張橋」を採用されていて、その姿は「白鷺が羽を広げたように美しい」とも称されます。
生口橋では自転車レーンは一番海側に沿って配置されています。
サイト管理人2ka-tsukaの中で、おすすめ度第3位とさせて頂きました。
第2位:多々羅大橋
お薦め度:★★★★★
サイクリストの聖地碑のある「多々羅しまなみオアシス」から、正面に見ることができる橋。
これが「多々羅大橋」です。
しまなみ海道の中で、もっとも写真が多く撮影されているのが、この多々羅大橋ではないでしょうか。
橋の形式は斜張橋であり、中規模な橋で採用されることが多い形式のなかで、この多々羅大橋は、完成当時は「世界最大の斜張橋」と言われたそうです。
ちなみに、この記事を作成している時点で、世界の斜張橋のランキングは以下のとおりです。
- ルースキー島連絡橋(ロシア):橋の長さ1104m
- 蘇通長江公路大橋(中国):橋の長さ1088m
- 昂船洲大橋(香港):橋の長さ1018m
- 多々羅大橋(日本):橋の長さ890m
- ノルマンディー橋(フランス):橋の長さ856m
多々羅大橋も自転車のレーンが一番外側を走っているので、瀬戸内のきれいな風景を楽しむことができます。
また、途中の塔の部分では、音が反響する「鳴き龍」という現象も体験することができます。
ただ残念なのは、この自転車レーンが橋の南東側を走っているので、橋の上から瀬戸内海に沈む夕日などの写真は、撮影することができないという点です。
この点で「来島海峡大橋」に劣るかなと思い、第二位とさせて頂きました。
この点を除けば、第一位の来島海峡大橋と、同率の堂々第一位に推したい橋が、多々羅大橋です。
第1位:来島海峡大橋
お薦め度:★★★★★
来島海峡大橋は、もっとも愛媛県側に位置する大橋で、愛媛県の今治と隣の島の大島を結んでいる橋です。
しまなみ海道のサイクリングに期待しているかたの多くは、きっと「海の上を渡る」という、他では経験できない体験を、しまなみ海道ならば体験できるということだろうと思います。
この「海を渡るという体験」をもっとも実感できるのが、この「来島海峡大橋」です。
なんといっても、全長4,015mです。
4kmにも及ぶ海の上から瀬戸内の風景や、海に沈んでいく夕陽、橋の下で渦をまく瀬戸の流れなどを、堪能することができるのです。
来島海峡大橋には途中で小さな島が2つあります。
これらの島を通過するたびに、違った風景が目の前に展開します。
また、「トリップアドバイザーで亀老山は日本の展望スポット ランキング 第二位」でも紹介しましたが、トリップアドバイザーの展望台ランキングでも、第二位に選ばれたすばらしい景観が、この来島海峡大橋を見下ろす「亀老山(きろうざん)展望台」からの景観です。
この来島海峡大橋、朝日が上るころに糸山展望台から見れば、来島海峡大橋の後ろから、朝日が上る様子を見ることができます。
さらに、夕方には来島海峡大橋から、瀬戸内に沈む夕日を見ることができます。
関連記事⇒来島海峡大橋おすすめ写真ポイント 来島海峡は夕陽の中をサイクリングしよう
アメリカのCNNトラベルの中で「世界でもっとも素晴らしいサイクリングコース7選」の中で、トップの写真で紹介されているのが、この来島海峡大橋からの写真です。
実際に、アメリカCNNで紹介された記事はこちらです。⇒日本のしまなみ海道は世界でもっとも素晴らしいサイクリングロードのひとつ(CNNトラベル)
この記事の中で紹介されている写真がここ↓↓↓
はじめてのしまなみ海道のプランを立てるときは、是非この来島海峡大橋をプランの中に入れ込むようにして頂けると、もっともしまなみ海道らしさを堪能できるサイクリングができると思います。
「しまなみ海道のおすすめの橋」まとめ
今回は、サイト管理人2ka-tsukaの独断で、「しまなみ海道のおすすめの橋」ということで、紹介させて頂きました。
このページで紹介した内容は、あくまで「しまなみ海道サイクリング初心者で、サイクリングの経験もあまりない方」へ向けた情報です。
何度も、しまなみ海道へ来ることができるサイクリストのかたは、どの橋も体験して頂けるとよいかと思います。
また、中級以上のサイクリストの方は、尾道から今治まで、わずか70kmですので、どの橋も体験して頂ければ良いかと思います。
中級以上のサイクリストのかたにとっては、どの橋がおすすめかどうかは、あまり関係ないと思います。
ですが、はじめてのしまなみ海道をサイクリングしようと思っている方で、普段あまりサイクリングに慣れていない方は、是非このページで紹介した情報を参考にして頂きたいと思うのです。
是非、「しまなみ海道らしさ」を堪能して頂き、「しまなみ海道、素晴らしかったよ」という思い出を持って、帰って頂きたいと思い、紹介させて頂きました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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