生口島には「島ごと美術館」と銘打って、立体アートが17点展示されています。
これらの立体アートを廻るにはサイクリングがうってつけです。
なんといっても生口島の海岸沿いの外周道路は、ほぼフラット。
他の島と違ってほぼ平坦(他の島はかなりアップダウンがかなりあります。)で、全長23kmほどなので、あちらこちらに立ち寄りながら、ゆっくり回ったとしても3時間もあれば一周できてしまいます。
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アート「ベルデベール瀬戸田」へ行くなら、絶対に干潮を狙って行こう
生口島のアート作品巡りで、サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)のイチオシなのは、島の南側にあるアート、「ベルデベール瀬戸田」
ベルデベールとは「小さなあずまや」という意味だそうです。
制作依頼を受け、島を回っていた作者の川上喜三郎さん(70)は、ある海辺の光景に足を止めた。「小学校が隣接する小さな入り江。階段状の防波堤に囲まれ、まるで野外劇場のよう。そこで泳ぐ少年少女の輝く笑顔が印象的でした」
地方の過疎化が進む時代に生きる子どもたちへの贈り物にと、飛び込み台やステージになる作品をこの地につくることに決めた。ベルベデールとは「見晴らしのいいあずまや」。イタリア語が起源だ。作品は引き潮では砂浜にたたずみ、満潮になると穏やかな波に囲まれる。
引用元:朝日マリオンコム様
干潮のときには歩いてこのベルデベールまで行くことができます。
登るためのステップもついているので、誰でもベルデベールに立って、インスタ映え写真を撮影することができますよ。
海岸に置かれた不思議な四角の石のアート
とっても快適な海岸沿いを走っていると、きれいな海辺にでっかい石のアートを発見。
観光案内所でもらったパンフレットを見ると「寝そべり石」と書いてある。
自転車を停めて海岸へ行き、寝そべってみた。
訪問したのは春のうららかな日差しが気持ちの良い日。
波の音を聞きながら、一瞬で眠りに落ちてしまうほど、とっても気持ちのいい「寝そべり石」なのでした。
瀬戸田サンセットビーチではユーモラスな立体彫刻と「ビールおじさん」アート。案山子までがアートに見える。
瀬戸田サンセットビーチは、長さ800メートルの広大なビーチが広がる、しまなみ海道の中では珍しいアクティビティスポット。
日本の名海水浴場88選にも選ばれた、夕陽の美しい海岸線。
シーカヤックやSUPなどのレンタルもあり、夏のシーズンには、海でのレジャーを楽しむ家族連れでにぎわう。
広々とした海岸線には、大きな立体アートがいくつかある。
アート作品ではないのだけど、海岸線にショップの前には、ユーモラスのビールを飲むおじさん。
インスタでフォローさせて頂いている女性サイクリストさんは、このビールおじさんの膝の上に座って、肩を抱かれるような写真を撮っていて、とってもユーモラスでいいなぁって思いました。
この瀬戸田サンセットビーチからすぐそばにJAがあるんだけど、このJAの前には案山子が並んでお出迎えしてくれています。
案山子までもアートに見えるから不思議です。
でっかいレモンのある観光案内所で「アートマップ」を貰ってから出かけるのがおすすめ
瀬戸田は国内レモン発祥の地です。
瀬戸田で作られるレモンは「瀬戸田エコレモン」と言われ、低農薬で防腐剤、ワックスなどを使用しないで生産され、皮ごと食べられるということで、スイーツなどにもふんだんに使われている、人気のブランドレモンです。
このような「レモンの島」生口島なので、観光案内所や島のあちらこちらに、レモンのモニュメントもあったりします。
生口島のアートの地図は観光案内所へ行くと頂けます。
質問すると、観光案内所のおねえさん方がとっても丁寧に質問してくれるので、是非いろいろと聞いてみるといいと思います。
特にこのページの冒頭で紹介した「ベルデベール瀬戸田」は、かなりわかりにくい場所にあります。
地図はネットからもダウンロードできますが、きっと地図を見てもアクセスがわかりにくいと思うので、観光案内所で聞いてみることをおすすめします。
生口島の観光はレンタサイクルで回るのがちょうどいい
生口島の観光は自転車で回るのがちょうどいいスケール感だと思っています。
生口島に限らず、しまなみ海道の観光は、道の駅に自動車を停めて、そこでレンタサイクルを借りて、あちこちへ出かけていくのが、丁度良いスケール感だと思います。
しまなみ海道の島々の海はとっても綺麗。
しかもどの海岸も、よほどのハイシーズン以外は、殆ど人のいないプライベートビーチとなります。
車では「ちょっと停めて海へ行ってみよう」というわけにはいかないですからね。
あちらこちらに気軽に立ち寄りながら、自分たちだけのプライベートシーンを思い出深いものにするには、自転車が最適。
しかも、「瀬戸田サンセットビーチ」では、「タンデム自転車」という二人乗り自転車をレンタルできます。
まだ、付き合っていないカップルの方などは、タンデム自転車で一緒に走ると、「カップル率が高くなる」なんてこともあるようですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログは、はじめてしまなみ海道に来た人に、折角のしまなみ海道、満喫して走って欲しいと思い、このブログやSNS・しまなみ特化マップ「しまぽた」などで、しまなみ海道のおすすめ情報を紹介しています。そちらも参考にしてみて下さいね。
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