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白滝山はきつい?亀老山よりきつい因島の白滝山。五百羅漢は登っただけの価値がある。
- 2021/2/27
- 因島, 島別サイクリングコース
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因島 白滝山 登山のアクセス道路
因島 白滝山 登山のアクセス道路は2通り
因島 白滝山 登山のアクセス方法は2通りあります。
ひとつは「白滝フラワーライン駐車場 」から登る方法。
もうひとつは「白滝山登山口駐車場」から登る方法です。
自転車で上る場合は「白滝フラワーライン駐車場 」まで行き階段を登って展望台まで行くことになります。
白滝フラワーライン駐車場から、五百羅漢のある展望台までは、5分から15分くらいで登ることができます。
とってもきつい「白滝フラワーライン駐車場」のアクセス道路
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因島フラワーセンターからのアクセス道路 @サイト管理人2ka-tsuka
白滝山のアクセス道路から「白滝フラワーライン駐車場」へ登ろうと思ってまず目に入ったのは、「勾配15パーセント」の文字。
これって平均勾配が15パーセントってことです。
しまなみ海道の有名な展望スポット「亀老山(きろうざん)」の平均勾配が10パーセントくらいですから、それよりも「白滝山」はさらにきついってことなんですね。
【関連】⇒亀老山はきつい!それでも上っただけの価値がある風景なのです。
白滝山の標高とアクセス距離は?
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アクセス道路中間点で心臓バクバク @サイト管理人2ka-tsuka
白滝山の標高226.9m。アクセス距離は1.6kmと表示されていました。
亀老山(きろうざん)と比較すると、亀老山(きろうざん)の標高が307m、アクセス距離は約3km。
つまり白滝山のほうが標高も低く距離も短いんです。
でも、急な勾配のアクセス道路というわけなんですね。
「白滝フラワーライン駐車場」までは車でアクセスできるがハイシーズはゲキ混み必至
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フラワーライン駐車場 @サイト管理人2ka-tsuka
白滝フラワーライン駐車場までは車でアクセスできます。
登山口のすぐ手前に6台くらいの駐車場も準備されています。
道路も上下車線の二車線あり、走行しやすいです。
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画像引用:Googleマップ
ただしゴールデンウイークや山ツツジの咲くころは「下の道路からずーっと車がつらなるんじゃ~」と、白滝山の管理人さんらしき人が言っていました。
ここの登山口の駐車場まで車で行くことは、ハイシーズにはゲキ混み覚悟が必要ですね。
ハイシーズンには歩いて登るほうがいいかも
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快適な登山道です。@サイト管理人2ka-tsuka
ハイシーズンには、もうひとつの登山道から歩いて登るのがよさそうです。
標高も230メートル弱ですので、1時間程度の絶好の軽登山ができるだろうと思います。
「白滝山登山口駐車場」に駐車するか、もしかしたら「因島フラワーセンター」へ駐車して、歩いて登山口を目指したほうが、混雑を避けられると思います。
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画像引用:Googleマップから加工
白滝山の五百羅漢
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@サイト管理人2ka-tsuka
白滝山は修業の場
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巨石が圧巻の登山道 @サイト管理人2ka-tsuka
白滝山はもとは、修験者の修行の場だったそうです。
五百羅漢の場所までの登山道は、様々な大きさの石や巨石があります。
今では登山道として石段が整備されていますが、かつては厳しい不安定な登山道であったことがしのばれます。
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ようやく山門付近へ到着 @サイト管理人2ka-tsuka
白滝山の五百羅漢を作った人は?
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@サイト管理人2ka-tsuka
白滝山といえば五百羅漢といわれるくらい、羅漢像が瀬戸内の海に向かっている写真が有名ですが、もとは因島村上水軍6代当主、村上新蔵人吉充が、永禄12年(1569年)布刈瀬戸の見張りどころとして観音堂を建立したと伝えられているそうです。
その後、今のように五百羅漢が並ぶ姿になったのは、江戸時代だそうです。
江戸時代後期、重井の豪商 柏原伝六(1780~1828年)が、神道、儒教、仏教に加え、当時禁制の基督教の四大宗教の共通理念を基礎に『一観教』を開き、白滝山上に清浄世界をあらわそうと、石像群の五百羅漢を弟子 柏原林蔵や尾道の石工たちとともに刻みました。文政10年(1827年)発願し、3年後の文政13年(1830年)完成しました。
引用元:因島観光なびより
五百羅漢へと至る山道にも興味深い彫刻された文字
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巨石に文字が彫られています。@サイト管理人2ka-tsuka
五百羅漢へと至る山道のあちらこちらに、巨大な石に彫られた言葉があったりもします。
このような修業の場で、巨石に文字を彫り込んだ人の思いを感じてみるのも、興味深いと思いました。
ところでそもそも五百羅漢って?
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ゴリラのように見えるゴリラ石 @サイト管理人2ka-tsuka
ところでそもそも五百羅漢ってなんなのでしょう?
五百羅漢の「らかんさん」とは実在したお釈迦様のお弟子さんなんだそうですよ。
お釈迦さまの説法を聞いて、お釈迦様の教えのとおりに修行に励んで煩悩を払い聖者になったお弟子さんたちが「らかんさん」なんだそうです。
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釈迦三尊像(?)@サイト管理人2ka-tsuka
お釈迦様が亡くなった時、500人のお弟子さんたち「らかんさん」が集まったそうです。
この5百人のお弟子さんたちが、「五百羅漢」のモデルなのだそうですよ。
実際には白滝山には700を超える石仏がいるそうです。
白滝山からの絶景
白滝山の頂上には展望台があり360度の絶景が広がります。
因島大橋の絶景(東方向)
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東方向に因島大橋 @サイト管理人2ka-tsuka
展望台から見える白い橋。
この橋は向島と因島をつなぐ大橋「因島大橋」です。
因島大橋はとても雄大なトラス構造の橋です。
自転車では橋の中を走ることのできる、しまなみ海道唯一の橋です。
釣鐘越しに因島の田園風景が広がる(西方向)
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西方向に重井の街並み @サイト管理人2ka-tsuka
展望台からは釣鐘のお堂の屋根越しに、因島フラワーセンターや除虫菊で有名な重井の街並みが見えます。
正面の大きな島は、とってもきれいな海とトライアスロンで有名な佐木島になります。
西瀬戸自動車道(しまなみ海道の高速道路)(南方向)
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南方向にはしまなみの高速道路 @サイト管理人2ka-tsuka
南方向を見ると、しまなみ海道の高速道路(西瀬戸自動車道)を見ることができます。
高速道路の先に見える島は、因島の隣の島「生口島」です。
生口島の瀬戸田には、しまなみ海道の中でも有名なスイーツのお店「ドルチェ」や、西の日光と呼ばれる「耕三寺」があります。
五百羅漢が入るもっとも白滝山らしいアングルは北方向
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北方向を向く釈迦三尊像 @サイト管理人2ka-tsuka
雑誌などで取り上げられる、もっとも白滝山らしい五百羅漢が並ぶ様子は北方向になります。
正面より右側が、しまなみ海道のスタート地点の尾道。
左側の開けた街並みが、新幹線の停車駅でもある「三原市」です。
以上「白滝山はきつい?亀老山よりきつい因島の白滝山。五百羅漢は登っただけの価値がある。」ということで紹介しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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