しまなみ海道が、国交省がすすめる認定サイクリングロード「ナショナルサイクルルート」のお手本にされているという、情報を見ました。
「ナショナルサイクルルート」っていったい何なのか?しまなみ海道のどのあたりが、「ナショナルサイクルルート」のお手本になっているのか、調べてみたので紹介しますね。
「ナショナルサイクルルート」とは
「ナショナルサイクルルート」とは、国土交通省が認定するサイクリングルートのことらしいです。
日本のサイクリングルートを、国内外にアピールするために、「ナショナルサイクルルート」を認定して、「ここは安心してサイクリングできるルートだよ」っというこてをアピールして、観光客を誘致しようってことらしい。
以下、国土交通省のHPから引用だよ。
平成30年6月8日に閣議決定された「自転車活用推進計画」では、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートについて国内外へPRを図るため、ナショナルサイクルルートの創設に向けて、インバウンドにも対応した走行環境や、サイクリングガイドの養成等受入れ先として備えるべき要件、情報発信の在り方等について検討することが措置の一つとして定められています。これを受け、制度の創設に当たって、専門的な見地に立ったご意見を頂くため、「ナショナルサイクルルート制度検討小委員会」を「自転車の活用推進に向けた有識者会議」の下に設置します。
「ナショナルサイクルルート」の配布資料がなかなか興味深い
この「ナショナルサイクルルート」について、国土交通省の中で使われた説明資料が、なかなか興味深い。
しまなみ海道もお手本にされているんだけど、その他にも主要なサイクリングコースをお手本に、「ナショナルサイクルルート」として、どのようなサイクリングコースであるべきかっていうことが、わかり易く説明されている。
いくつか抜粋して紹介してみるね。
「ナショナルサイクルルート」の定義
ナショナルサイクルルートは複数自治体を跨ぎ、主要な観光地を連絡する延長100km超のロングライドルートを想定。空港、鉄道駅、道の駅等に、サイクリストの受入施設となる「ゲートウェイ」を整備することが重要。
ここで「ゲートウェイ」って言っているのは、「ナショナルサイクルルート」の出発地点という意味。
国土交通省の絵を見ると、空港、駅、港などから一度道の駅を経由して、この道の駅から「サイクルステーション」を経由しながら、サイクリングコースを楽しむというイメージ図になってる。
道の駅は国土交通省の管轄だから、とりあえず「道の駅からスタートよ!!」ということなのかな?
しまなみ海道にある道の駅っていうことであれば、サイクリストの聖地がある、「多々羅しまなみオアシス」や、大島で海鮮バーベキューで有名な「いきいきよしうみ館」、伯方島の「マリンオアシス伯方島」そして大山祗神社の近くの「道の駅 しまなみの駅御島」などがあるね。
サイクルステーションということであれば、しまなみ海道にはまさしく「レンタサイクルターミナル」というものがあるから、「ナショナルサイクルルート」がお手本にするっていうのも納得だね。
つづき⇒「ナショナルサイクルルート」が計画している整備内容について
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