写真引用:JRおでかけネット
オリコンニュースから興味深いニュースが流れてきました。
その名の通り、窓枠にはトランクをイメージしたデザインが施されていてとってもおしゃれ。ウッディな車内にはオリジナルBGMが流れていたり、スイーツやコーヒーが用意されていたりと、とにかく旅のワクワクを高めてくれます。(中略)「サイクリストの聖地」が満を持してリリースした車両は、さすがといえる出来栄えです。車両自体もフォトジェニックなので、旅の写真もより華やかになること間違いなし!「サイクリストの聖地」は、これまで以上に「輪行トラベラーの聖地」にもなっているのです。
とのことです。
「ラ・マルしまなみ」??そんなの知らないぞ!?
本州からしまなみへアクセスする方は、よくご存じなのでしょうか?
四国に住んでいて、車で今治まで行き、しまなみ海道のサイクリングを楽しんでいるサイト管理人2ka-tsukaにとっては、「ラ・マルしまなみ」なんてはじめて聞く列車。
一体どんなものなんだ?
ということで、きっと四国からしまなみ海道へアクセスしている人は知らないと思う、「ラ・マルしまなみ」について調べてみたので紹介したいと思います。
このページの目次
「ラ・マルしまなみ」は観光列車
「ラ・マルしまなみ」は、岡山駅から発着する観光列車だそうです。
このページでは「ラ・マルしまなみ」という名前で紹介していますが、観光列車の正式な名称としては、観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)というのが、正式な名称とのこと。
この、聞きなれない「ラ・マル・ド・ボァ」という言葉。
実は“木製の旅行カバン”という意味だそうで、その名の通り、この列車の窓枠には木製の旅行鞄をイメージしたデザインが施されていて、とってもお洒落なのだそうです。
列車の床も、高級ホテルを思わせるようなフローリングデッキが使われていて、高級感たっぷりだそうで、現代アート作家の展示スペースがあったり、窓向き用のカウンターがあったりと、素敵な旅を楽しめる、観光列車ということになっているそうです。
「ラ・マルしまなみ」が運行開始したのはいつから?
「ラ・マルしまなみ」をはじめとする観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の運行が開始されたのは、2016年4月からだそうです。
一番はじめに運行を開始したのが、宇野みなと線(岡山~宇野駅間)という路線で、その後瀬戸大橋線、尾道への「ラ・マルしまなみ」と運行を開始、最近では「こんぴらさん」の愛称で有名な金比羅宮の最寄り駅、「多度津駅」まで運行されているとのこと。
この「ラ・マルしまなみ」が運行を開始された経緯は、一つにはしまなみ海道の人気ということもあるのですが、もうひとつの理由が、3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」というイベントだそうで、「せとうち」を中心とした広域的な観光推進を目的としているそうです。
「ラ・マルしまなみ」はいつ運行しているの?
この「ラ・マルしまなみ」を代表とする観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」シリーズですが、毎日運行しているわけではないそうです。
運行スケジュールについては、随時変わるので、JRのホームページを確認して頂ければと思います。
ちなみにこの記事を作成している2019年1月現時点では、以下のような運行スケジュールが紹介されています。
この中で、「黒丸」は岡山~多度津を走る「ラ・マル ことひら」、「緑丸」は岡山~尾道間を走る「ラ・マル しまなみ」、「青丸」が岡山~宇野間を走る「ラ・マル せとうち」だそうです。毎日走っているのでは無いのですね。それぞれの路線の運行時間は、以下のとおりです。
ラ・マル しまなみの運行時間
岡山 | 10:11発 | 尾道 | 15:48発 |
倉敷 | 10:42着 | 福山 | 16:11着 |
福山 | 11:22着 | 倉敷 | 16:52着 |
尾道 | 11:42着 | 岡山 | 17:09着 |
ラ・マル せとうちの運行時間
岡山 | 10:11発 | 宇野 | 15:00発 |
宇野 | 11:10着 | 岡山 | 16:00着 |
ラ・マル ことひらの運行時間
岡山 | 10:11発 | 琴平 | 14:01発 |
児島 | 11:01着 | 善通寺 | 14:07着 |
多度津 | 11:28着 | 多度津 | 14:26着 |
善通寺 | 11:37着 | 児島 | 15:14発 |
琴平 | 12:12着 | 岡山 | 16:00着 |
「ラ・マルしまなみ」の料金は?
ラ・マル しまなみの料金
料金 | 乗車券 | 指定席 グリーン券 |
合計 |
---|---|---|---|
大人 | 1,320円 | 980円 | 2,300円 |
子供 | 660円 | 980円 | 1,640円 |
ラ・マル せとうちの料金
料金 | 乗車券 | 指定席 グリーン券 |
合計 |
---|---|---|---|
大人 | 580円 | 770円 | 1,350円 |
子供 | 290円 | 770円 | 1,060円 |
ラ・マル ことひらの料金
料金 | 乗車券 | 指定席 グリーン券 |
合計 |
---|---|---|---|
大人 | 1,330円 | 980円 | 2,310円 |
子供 | 660円 | 980円 | 1,640円 |
「ラ・マルしまなみ」まとめ
今回、サイト管理人2ka-tsukaが全く聞いたこともなかった、「ラ・マルしまなみ」について紹介しました。
「ラ・マルしまなみ」はお値段もそれほど高くなくて、すごく魅力的な列車のようですね。
以前の記事「ニューヨークタイムズで瀬戸内の島々が日本で唯一選出された内容」でも紹介しましたが、今年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭も開催されます。
「ラ・マルしまなみ」をはじめとする「ラ・マル・ド・ボァ」は、この瀬戸内国際芸術祭をきっかけに運行が開始された観光列車とのことですので、今年の「ラ・マルしまなみ」が観光推進が加速され、注目されるのは間違いないと思います。
是非機会を作って、金刀比羅にまでいって、「ラ・マルしまなみ」の体験談を紹介したいと思います。
【2019-02-03追記】
「ラ・マルしまなみ」について、JRへ質問をしていた事項について回答がきたのでシェアします。
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