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日本初イノシシを丸ごと使った「猪骨ラーメン」へ行ってきた。
大山祗神社のすぐ近くの参道に、猪骨ラーメン(ししこつ)というラーメン屋さんが、できたというので、前から行ってみたいと思っていました。
猪骨ラーメン(ししこつ)なんて聞くと「イノシシ臭いんじゃないの」と思ってしまいますよね。
以前、何かのテレビ番組で「取れたてのイノシシは全然臭みがなくておいしい」なんて、レポートを見たことがありますが、猪骨ラーメン(ししこつ)は、どうなのでしょう。
おっかなびっくりの猪骨ラーメン(ししこつ)初体験です。
猪骨ラーメン(ししこつラーメン)とは
猪骨ラーメン(ししこつラーメン)とは、イノシシからスープをとったラーメンです。
最近のジビエブームで、イノシシも注目を集めている食材ですね。
豚骨ラーメンが、豚からスープをとるのと同様に、猪骨ラーメン(ししこつラーメン)はイノシシガラからスープをとるそうです。
この猪骨ラーメン(ししこつラーメン)がすごいのは、イノシシをまるごと一頭、肉も骨も使って、ラーメンを作るということだそうです。
店主さん自ら捕獲したイノシシを解体してラーメンに
この猪骨ラーメン(ししこつラーメン)で使うイノシシは、店主さん自らが捕獲し、解体まで加わって、調理に携わるそうです。
捕獲から調理まで一貫して行うラーメンは、日本で初めてなのだそうですよ。
そりゃそうですよね。豚骨ラーメンを作るのに、豚の解体から調理まで一貫して行うところなんてないでしょうからね。
店主さんは、猟師さんだということで、このような猪骨ラーメン(ししこつラーメン)の提供が、可能なのだそうです。
すごいですねぇ~
猪骨ラーメン(ししこつラーメン)は意外にあっさり
猪骨ラーメン(ししこつラーメン)は「塩」「醤油」「味噌」の3種類から選ぶことができるようです。
スープに応じて、器も替えるようですね。
食べログの評判では、「醤油が一番美味しい」との評判が掛かれていましたが、「塩が一番イノシシの旨味を感じられる」と、メニューでは紹介されています。
塩か醤油か悩んでしまったので、店主さんへ聞いてみました。
ということで、「塩ラーメン」に決定。
まずはスープから頂きます。
一口すすって「臭くないし、いがいにあっさり」というのが、第一印象です。
豚骨ラーメンって結構独特の臭みがありますが、この猪骨ラーメン(ししこつラーメン)、まったく臭みはありません。
なんでも、野生のイノシシの肉には「コエンザイムQ10」が主成分だそうで、抗酸化作用や活力を期待できるんだそうです。
スープがあっさりしているのは、脂身の主成分がコラーゲンなのでしつこくないんだそうです。
豚骨ラーメンのようなコッテリラーメンを期待していると、ちょっと「あれ!!?」と、感じるかもしれません。
旨味の凝縮されたイノシシの肉
豚肉の場合はチャーシューっていうけど、イノシシの肉の場合もチャーシューでいいのかな?
とにかくこのチャーシューが旨味とコクがたっぷり。
猟師さんが迅速に処理されているということで、全く臭みもなく、旨味が凝縮されたチャーシューです。
どこの部位のお肉かわかりませんが、しっかりとした噛み応えがあり、肉汁がギューという感じで出てきます。
「これが、野生を駆け巡っていた、イノシシの肉なんだ」と、しっかりと存在感をアピールするようなチャーシューです。
猪骨ラーメン(ししこつ)のまとめの感想
今回はじめて猪骨ラーメン(ししこつラーメン)を頂いた感想です。
豚骨ラーメンのような、ギトギトとした濃厚なスープを想像されると、ちょっと「イメージと違う」というふうに感じるかもしれません。
猪骨ラーメン(ししこつ)は意外にあっさりとした、滋味感(滋養強壮のある)を感じられるスープに、ガシガシと歯ごたえのあるチャーシューが、しっかりと存在を主張しているラーメンです。
麺は細直面ですが、丁度よい具合にスープとからみます。
最初心配していた、「獣臭さ」は全く感じられないラーメンです。
猪骨ラーメン(ししこつラーメン)のチャーシューを食べると「野生の命を頂いた」といった、なんとなく神聖な気持ちになりました。
お店の名前 | 猪骨ラーメン |
---|---|
住所 | 愛媛県今治市大三島町宮浦5516 |
営業時間 | [水~日] 12:00~14:00(L.O.13:45) 17:00~19:00(L.O.18:30) ※祝日は営業します ※大型連休等の場合は、営業時間変更・不定休があります 日曜営業 |
定休日 | 月・火曜日 |
お問い合わせ | 0897-72-8780 |
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