画像引用:JR西日本
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しまなみ海道を含む瀬戸内に観光型高速クルーザーが2020年夏導入される効果を考えてみた
以下、JR西日本のニュースリリースから引用だよ。
引用:JR西日本より
当社および瀬戸内海汽船株式会社は、瀬戸内が多くのお客様に繰り返し訪れていただける一大周遊エリアになることを目指し、2020年夏を目途に、これまでになかった観光型高速クルーザーを開発・導入し、鉄道と船舶を組み合わせた新たな観光周遊ルートを構築、発展させることに着手いたします。
これまでになかった「観光型高速クルーザー」を開発して導入するんだって。
どんな船になるか楽しみだね。
引用:JR西日本より
- 瀬戸内の多島美をぜいたくに楽しめる、スーパーヨット型のデッキを備えた観光型クルーザー
- 長時間の乗船に適し、島々の観光地を効率よくめぐることができる高速船
- 旅行会社によるチャーターにも適した90人程度の座席定員
- 外国人観光客にも快適にご利用いただける船内案内設備を具備
一応イメージ図があるけど、「90人程度のスーパーヨット型のクルーザー」ってどんなのか、ネットで検索してみたよ。
スーパーヨットとは
まず、一般庶民のサイト管理人2ka-tsukaにわからないのは「スーパーヨット」という言葉。
で、スーパーヨットについて、ネットで探してみると、国交省のHPに情報がありました。
引用元:国交省
外国人の個人所有の超大型クルーザー、いわゆるスーパーヨット(メガヨット)は、世界における市場規模が拡大しており、寄港する地域等への経済効果も非常に大きいことが注目されています。このため、日本各地においても、インバウンドによる地方創生の観点から、その誘致に期待が寄せられているところです。
ふむふむ、本来は「大富豪」と言われる方の、個人所有の超大型クルーザーのことを、「スーパーヨット」っていうらしいですね。
サイト管理人2ka-tsukaは、でっかいヨットなのかなぁって思っていたけど、全然違うみたいですね。
スーパーヨットの経済効果
国交省がスーパーヨットの導入を積極的に取り組もうとしているのは、スーパーヨットを導入することによる、外国の富裕層誘致によって、寄港地での食事や観光、土産物等の購入や 船内で料理する食材の調達、 離島、地方における経済の活性化を目的としているみたい。
安倍政権は、「観光政策は地方創生の切り札」として、大型クルーズ船の来航を推進したいらしいけど、実は大型クルーズ船の来航は、地方への貢献度は高くないって話もあるみたい。
大型クルーズ船の来航が地方経済の貢献度にならない理由
大型クルーズ船の来航が、地方創生の切り札にならない理由は、次のような理由があるんだって。
- 寄港できる港が少ない。(海底が深くない)
- 渡航客は大型バスに乗ってアウトレットモールへ買い物に行って、地方にお金を落とさない。
- 中国からの渡航客が多いため、西日本に偏っている。
このような理由で、大型クルーズは実はあまり地方創生に貢献していないんだって。
確かにしまなみの港に大型クルーズ船が来るのは無理だよね。
どこの港も小さいし、海の底も浅いしね。
スーパーヨットは大型クルーズ船のデメリットを解消できる
これに対して、スーパーヨットは、大型クルーズ船のデメリットを解消できるそう。
特に大きなメリットは「船が大きくないので、寄港できる港が多い」ということらしい。
更に言えば、しまなみ海道のある「瀬戸内海」は、
海から眺める瀬戸内の島々の美しさは、地中海を知り尽くしたスーパーヨットのオーナーをも虜にするに十分。
これは、今回発表された、「しまなみに観光型高速クルーザーが2020年夏導入」とは関係ないかもしれないけど、この観光高速クルーザーが導入されることで、世界中のスーパーヨットを保有する大富豪の、呼び水になるかもしれないね。
なんといっても「地中海を知りつくしたオーナーをも虜にする十分な風景」が、瀬戸内海にはあるってことなんだね。
2020年開催の「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」の開催を狙う
このしまなみに観光型高速クルーザーが2020年夏導入というのは、オリンピック・パラリンピックに訪れる外国客はもとより、同年秋に開催される「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」の開催をにらんでとのことらしい。
確かに、外国の観光客が、SNSなどで瀬戸内の魅力を、しまなみに観光型高速クルーザーから情報発信すると、スーパーヨットを所有しているオーナーの眼にとまり、「日本の瀬戸内に行ってみるか」なんてことになるかもしれないね。
その時のために、しまなみ海道の宿泊施設なども、大富豪向けに準備を進めたほうがいいかもしれないね。
なんといっても、
国土交通省によると、大型クルーズ船の寄港地における経済効果は旅客1人あたり3から4万円。
1000人が乗ったクルーズ船なら、1回の寄港で経済効果は約4000万円になる。これと同レベルの経済効果がスーパーヨット1隻で見込めるというのだ。
ということだから、まさしく「地方再生の救世主」となるのかもしれないね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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