足こぎ車椅子はリハビリに効果ある？足こぎ車いすCOGYレンタル開始3か月で感じた効果。

【関連動画】足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のリハビリ効果を感じた「競輪場」イベント動画

こんにちわ。しまなみ大好きサイト管理人2ka-tsukaです。

今回はしまなみとは関係ないのですが、自転車つながり（※）ということで、私の父が３か月前にレンタルを開始した、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のリハビリ効果について、紹介したいと思います。

（※足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)は「車いす」なのですが、使用している父や母は「自転車」と呼びます。父が利用している様子を見ると、まさに「車いすではなく自転車だ」と感じられます。）

足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のリハビリ効果1：歩行がスムーズになった。

足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)をレンタルして利用を開始する以前、父の歩行の状況は、「杖がないと歩けない。しかも足が全然上がらないので、すぐに何かに躓く」ような状態でした。

ところが、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)を開始して３か月後、歩行の様子がかなり改善されています。

（あくまで私が感じた父の歩行の様子についての感想です。）

足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)をレンタルする以前よりも、しっかりと脚をあげて歩くことができるようになり、母曰く「躓く頻度も少なくなった」そうです。

実際に先日一緒にホームセンターへ買い物に行った際、私が見ても「しっかり足が上がるようになったね」と思わず声を掛けたほどでした。

歩行がかなり改善されたのが、一番目に感じた足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果です。

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果2：注目を浴びるので積極的に外出するようになった。

【関連動画】足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のリハビリ効果を感じた「競輪場」イベント動画

以前、一般的な車いすのレンタルをはじめたときの父は、「とうとう俺も車いす生活だなぁ」と完全にふさぎこんでいました。

という感じで、「このままだと、すぐに寝たきりになってしまう」という状態でした。

ところが、足こぎ車いすＣＯＧＹのレンタルを開始して、実際に近所をのり始めたところ、「珍しいものに乗っているねぇ」と周囲から注目を集めるようになりました。

周囲から注目されることが嬉しいらしく、父は車いす生活に入る以前よりも積極的に、外へコギーに乗って、出かけるようになりました。

積極的に外出するようになったというのが、足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果の二つ目です。

 

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果3：自力で病院まで行けるようになった。

父と母が毎月通院している病院は、実家から８００メートルほどあります。

この病院への往復を、父が歩くことができなくなったため、車いすを借りることになっていました。

この状態にがっかりしている父の様子や、「もう寝た切り状態になってしまうねぇ」と嘆く母の状態を見て、「なんとかいい方法はないか」と思っているときに、私は足こぎ車いすＣＯＧＹの存在を知りました。

その結果、今では父は自力で足こぎ車いすＣＯＧＹに乗りながら、母と一緒に病院へ行けるようになりました。

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果の３つ目は、自力で病院まで通院できるようになったことです。

【関連】足こぎ車いすとは？足こぎ車いすのメリットとデメリット。レンタル方法は？

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果4：母が明るくなった。

足こぎ車いすＣＯＧＹのレンタルを開始する以前、父の脚の状態は一般的な車いすを利用しなければ、全く外出できない状況でした。

そのような状況の中で、母もかなり精神的に不安定になっていました。

ところが、足こぎ車いすＣＯＧＹのレンタルを始めてから、積極的に父が外出を楽しむようになり、それにつれて母も明るくなりました。

日常的な買い物なども母が一人で行っていたのが、今では二人で散歩がてら、父は足こぎ車いすＣＯＧＹで、母は買い物カートで出かけているようです。

そんなささいなことが嬉しいらしく、母も明るくなりました。

母が明るくなったことが、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のリハビリ効果の4つめです。

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果5：脳性麻痺のある女子が自力で競輪場を３周も移動できた。

上の写真は足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)の体験イベントのときの写真です。

このイベントには、様々な障害の方が参加され、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)を体験されました。

この体験イベントの中で、もっとも感動したのが上の写真のシーン。

イベントの主催者は、重度の脳性麻痺の障害をお持ちの「真緒ちゃん」を、「１メートルでも自分の脚で移動できる喜びを体験して欲しい」と、誘ったそうです。

そうすると真緒ちゃんは、はじめて足こぎ車いすＣＯＧＹに乗ったにも関わらず、１メートルどころか、大会会場の一周４００メートルの競輪バンクをを、自力で３周も走ってしまったのでした。

【関連動画】重度の脳性麻痺の障害を持つ女性が、競輪場を３周もできてしまいました動画。

足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果を、強く感じた瞬間でした。

様々な障害を持つ方でも、安心して自力で移動できるようになるというのが、足こぎ車いすＣＯＧＹのリハビリ効果の5つめです。

 

「足こぎ車いすのリハビリ効果」まとめ

「足こぎ車いすのリハビリ効果」についてひとことでまとめると、「積極的になれる」ということが、一番大きいリハビリ効果だと思います。

• 積極的になれるから、脚の機能のリハビリ効果につながる。
• 積極的になれるから、楽しんで外出できるようになる。
• 積極的になれるから、家の中も明るくなる。

私の父と母や私自身にとっても、足こぎ車いすＣＯＧＹを知ったお陰で、父と母が随分と明るくなり、「やや認知症の傾向がある」と診断されていた父の症状も、今のところ、認知症の状況は進行していないように見えます。

車いす生活になり、ふさぎ気味になりがちの方がお知り合いにいらっしゃったら、足こぎ車いすＣＯＧＹを紹介してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

以下の関連記事↓↓↓も是非お読みください。

 

「足こぎ車いすＣＯＧＹ」のレンタルにはある工夫が必要です。なぜならケアマネさんも「足こぎ車いすＣＯＧＹ」の存在を知らないから。

「足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)」のレンタルには、工夫が必要です。なぜなら、この記事を作成している２０２０年１０月時点で、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)の存在は、あまり世間に広く知られていないからです。⇒足こぎ車いす「COGY」をレンタルできた方法。レンタルするにはケアマネージャーさんをこう口説こう。

足こぎ車いすとは？足こぎ車いすのメリットとデメリット。

父がレンタルしている足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)について、デメリットはないのか？実はいくつか気になる点もあるので、足こぎ車いすＣＯＧＹ(コギー)のメリットとデメリットについてまとめてみました、足こぎ車いすＣＯＧＹについて、良く知らない方は、こちらをご覧ください⇒足こぎ車いすとは？足こぎ車いすのメリットとデメリット。レンタル方法は？