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【うさぎ島】大久野島へのサイクリングの注意点。フェリーの時間とコレに注意。
こんにちわ。しまなみ大好きサイト管理人2ka-tsukaです。
今回は、しまなみ海道の「うさぎ島」こと大久野島のサイクリングを計画している人へ向けて、大久野島へサイクリングするときに注意点などについてまとめてみましたので、紹介したいとい思います。
うさぎ島こと【大久野島】ってどこにある?
まず大久野島のある場所ですが、大久野島の住所は広島県の竹原市というところにあります。
大久野島は、第二次世界大戦の頃は化学兵器の製造をしていた無人島ということで、当時は地図から消されていた島としても有名ですね。
大久野島は広島県の竹原市ということですが、場所的には竹原市から沖合2kmほどの瀬戸内海にあります。
また、しまなみ海道の中で一番大きな島「大三島」からも沖合約2km弱のところにあります。
大久野島のサイクリングはとってもコンパクト
大久野島はとてもコンパクトな島です。
島の大きさは、ぐるーっと一回りしても、約4kmほど。
ところどころ小さな峠がありますが、それでも、あちらこちら立ち寄りながらゆ~くり回っても、サイクリングであれば1時間もあれば、十分に一周できる距離です。
大久野島へのアクセス
本州からのアクセスは、忠海港(ただのうみこう)から
大久野島へのアクセスは、本州からであれば、広島県の竹原市側からは 忠海港(ただのうみこう)という港からフェリーで行くことになります。
フェリーといっても、大久野島の島内へは車の乗り入れはできません。
着いた大久野島の港のすぐ脇に駐車場があり、その駐車場へ車を停めることになります。
とはいいながらも、駐車場のスペースも狭いので、10台ほども駐車したらいっぱいになってしまうくらいの広さしかありません。
GWなどのハイシーズン中は、車の台数も制限されることになると思いますので、車は 忠海港(ただのうみこう)へ置いていったほうが賢明だと思います。
忠海港(ただのうみこう)のフェリー乗り場の駐車料金は無料です。
しまなみ海道からのアクセスは、大三島の盛港(さかりこう)から
大久野島へ、しまなみ海道からアクセスするのであれば、大三島の盛港(さかりこう)からのアクセスになります。
盛港(さかりこう)も、 忠海港(ただのうみこう)と同様に車を無料で駐車できます。
GW中やシルバーウイークなどハイシーズンは駐車場も大混雑
大久野島は、普通の休日でも、沢山のお客さんが大久野島へ向かいます。
したがって当然GW中やシルバーウイークなどの連休は駐車場も大混雑が予想されます。
どちらの港もアクセスする道路が広くないので、港の駐車場に車を入れるまでに時間がかかり、周辺の道路が渋滞するということもあるようです。
広島側の忠海港(ただのうみこう)であれば、JRの 忠海駅から徒歩4分ほどですので、電車を利用して行ったほうが賢明かもしれません。
一方、「盛港からはレンタサイクルを借りてサイクリングで行こう」と計画を立てている方は、ハイシーズンのレンタサイクルには注意が必要です。
ハイシーズンにレンタサイクルを利用するときの注意点
GWやシルバーウイークなどのハイシーズンにレンタサイクルを借りて、大久野島のサイクリングを楽しもうと考えている方は、注意が必要です。
というのも、ハイシーズンにはレンタサイクルが出払っていて、自転車が借りられないということもあるからです。
特に、GW中のレンタサイクルについては、予約をすることができません。(※)
(※今治側は予約できませんが、尾道側は予約できます。ちなみに大三島のレンタサイクルは、今治側になるのでGWには予約できません。)
したがって、余程早い時間にレンタサイクルターミナルへ行き、自転車を借りる計画を立てておかないと、「レンタルする自転車がない。港へもアクセス道が混雑してたどり着けない」なんて悲惨な状況も起こりえます。
GWに自転車を借りて大久野島へ行こうとする場合は、レンタサイクルの状況も十分に頭にいれて、計画を立てることをおすすめします。
【関連】しまなみ海道のレンタサイクルおすすめはここだ!周辺のグルメスポットと併せてご紹介【2020年更新】
大久野島へサイクリングするときの注意点
私が大久野島へサイクリングした時に、「あ~、これは注意して調べておいたほうがよかったなぁ~」と思った点がいくつかありましたので、紹介しておこうと思います。
大久野島ではうさぎの餌は売っていない。
私は「そうだ。大久野島へ行ってみよう」と思い立ち、なんの下調べもしないまま大久野島へサイクリングをしに行きました。
漠然と大久野島へ行けば、当然、うさぎのエサくらい販売しているだろうと思っていたのです。
ですが、これが大失敗。
大久野島では、いっさいうさぎのエサは売っていません。
というか、大久野島のうさぎは基本的には野生のウサギ。
たまたま、Youtubeで大久野島がクローズアップされたことで、最近の「大久野島」ブームになってしまっているのですが、
「本来はむやみにエサをやるべきではない」
というのが、大久野島を管理している団体(休暇村になるのかなぁ?)の考え方らしいです。
ということですので、大久野島ではウサギのエサは販売していません。
ウサギにエサをやりたい場合は、持参しなければならないことに注意しましょうね。
大久野島では帰りのフェリーの時間にも注意
私は大久野島へ朝9時くらいのフェリーで行きました。
下調べもなにもしないで行ったので、「島の周囲をサイクリングしよう」という思いもあり、早めに行くことにしたのです。
ところが行ってみると大久野島の周囲はわずか4km。
あちらこちら見ながら、ゆ~~~くり回ったとしても2時間もあれば、みるべきところは見切ってしまいました。
ファミリー連れのかたの場合、あちらこちらでお子様がウサギにエサをやるのを楽しめるのかもしれませんが、それでも一日中居るというほどの見どころはないのではないでしょうか?
とすれば、半日くらいで計画を立てるのが、よりベターなプランだと思います。
ここで、私が失敗したのは、帰りのフェリーの時間。
私は多々羅公園の駐車場に車をおき、そこからマイ自転車で盛港(さかりこう)へ行き、フェリーで大久野島へ行ったので、盛港(さかりこう)へ帰らなければなりません。
大久野島の島内もだいたい見終わり、ウサギにもそのあたりにバラまかれているエサを拾ってやって、そこそこ楽しんで、「そろそろ帰って、大三島の外周道路を一周して帰ろうかな」と、大久野島のフェリーのりばへ着いたのが、12時20分頃。
なんとなく、「フェリーの時間は1時間おきくらいにあるなぁ」と、行きのフェリー乗り場の時刻表で確認はしていました。
ところが・・・
大久野島出発のフェリーにはお昼休みがある!!
大久野島島のフェリー乗り場で時刻表を見てみると、12時15分にちょうどフェリーが出たばかり。
「しょうがない。一時間ほど時間をつぶすかぁ」と思い、次のフェリーの時刻をみてみると、大三島行きのフェリーの時刻は、14:19分になっています・
「うん?14:19分!?2時間も待ち時間?何かの間違い?」
と、若干怒り目💢💢💢になりながら、フェリー乗り場の誘導をしているおじさんに、「二時間もあくの?時刻表の間違いじゃないの?」と、少々怒りの声を抑え気味に聞いてみると、そのおじさん「なんだこいつは😲😲😲」という目をしながら
「い~や、まちがえとらんよ。昼は昼休憩があるけん、二時間あくんよ( ̄ー ̄)ニヤリ」
と、「ば~~~か」とは言わないものの、そんなふうな感じで言われたのです。
ということで、大久野島からのフェリーの時刻には十分に注意しましょう。
大久野島でランチができるのは休暇村のみ
大久野島でランチができるのは、国民休暇村管内にあるレストランと喫茶「うさんちゅカフェ」というところのみ。
ここの混雑ぶりがハンパないです。
私が行ったのは、全然ハイシーズンでもなんでもない、9月の土曜日。
それでも、行列ができていて、とても入れる状態ではありません。
GW中やシルバーウイークなどのハイシーズンの混雑は想像を絶するものがあります。
大久野島の島内では、ここの休暇村の館内の二か所以外にランチを食べられるところはありません。
さらに、コンビニ弁当を売っているような、コンビニもありません。
おみやげのショップでは、おベントは売っていません。
ということで、おみやげショップで売っている、お饅頭を買ってランチの替わりにするしかありませんでした。
大久野島の島をサイクリングする
上でも紹介したように、大久野島はとても小さな島なので、「サイクリングを他のしむ」といった感じではありません。
道も狭く、人も結構歩いているので、スピードも出せません。
それでもとても綺麗な海に囲まれていて、過去の化学兵器工場のあとなどは、一見の価値があります。
私がサイクリングで回って、おすすめだった場所を紹介しておこうとおもいます。
ビジターセンター
はじめての大久野島は、まずこのビジターセンターへ行くといいと思います。
島内の案内や、うさぎと触れ合うときの注意点も教えてくれます。
きれいなトイレもありますよ。
うさぎの耳のオブジェ
ビジターセンターの近くにある、大久野島名物ウサギの耳の集音器のオブジェです。
耳の下の半円形の部分にあたまをいれると、海の音や風の音が大きく聞こえて、うさぎの気分を体験できるそうですよ。
毒ガス貯蔵庫跡
毒ガスを貯蔵していた貯蔵庫の跡地だそうです。
製造していた毒ガスは、皮膚がただれる、びらん性毒ガス「イペリット」というガスだそうです。
崩壊の危険性があるため、立ち入りはできません。
北部砲台跡
普段自転車に乗り慣れていない人からすると、「押して登らなければならない」くらいの坂を登ったところに、「北部砲台跡」があります。
日露戦争の頃から海上保安のための砲台がいくつも設置されていたそうで、「12cm速射加農砲」が設置されていたそうです。
発電所あと
大久野島の中でもっとも大きな施設「発電所跡」です。
毒ガス製造に必要な電力を供給していたそうです。
大久野島国民休暇村
大久野島はとても暗い歴史を感じさせるとともに、とってもリゾートな島として整備されています。
その違和感はとってもシュールで、興味深いです。
国民休暇村も「どこのリゾート?」といった風情です。
オートキャンプ場
大久野島にオートキャンプ場があるとは知りませんでした。
しかも手入れされた芝生のキャンプサイト。
車も入っていましたので、オートキャンプをする人は車も入れるのかもしれません。
詳しくは国民休暇村へご確認下さいね。⇒大久野島国民休暇村
島の周囲はとってもきれいな海
大久野島周辺の海はとってもきれいです。
ちょっとした峠から垣間見られる海の綺麗さにテンションがあがります。
海岸に近寄っても、ごみ一つ落ちていない海です。
人懐っこいウサギ達と、暗い過去歴史の廃墟と、とってもきれいなリゾートアイランドの不思議な顔を持つ大久野島。
とっても興味深い島でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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