こんにちは。管理人の2ka-tsukaです。
前回までの記事で、尾道からスタートして、向島の立花食堂でランチを食べるところまで紹介しました。
今回は、立花食堂を出発したあと、はじめてのしまなみの橋「因島大橋」を渡るところから、おすすめのプランを紹介します。
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私は、ちょっと残念だった「因島大橋」
因島大橋は、下から見上げると、すごく恰好がいい橋だと思います。
トラスで組まれた「因島大橋」は、「ザ・橋、これぞ橋」といった、堂々とした橋の景観です。
ですが、自転車でこの橋をわたるときは、ちょっと、いや、かなりがっかりするかもしれません。
実はこの「因島大橋」高速道路の下側を走るという、しまなみ海道の橋としては、開放感がなく閉塞感のある残念な橋なのです。
まるで地下通路を走っているかのような因島大橋
この因島大橋のサイクリングですが、しまなみ海道の魅力を発揮しているとは、言い難い橋だと思います。(個人の感想です。)
暗いし、閉塞感あるし、狭いし、海はチョコチョコしか見えないし・・・
ということで、残念ながら、この因島大橋は、私が感じるのは、通過導線でしかないという橋なのです。
ですので、早く抜けてしまいましょう。
因島大橋から島へのアクセス道路は、サイクリングに慣れていない方は、右折しましょう。
因島大橋を出て、島へのアクセス道路を下っていくと、島の外周道路へぶち当たります。
この道路、自転車に普段乗り慣れていない人は、右折しましょう。
反対に、自転車に乗り慣れている方は左折しましょう。
右折すると、ほぼ平坦な外周道路を走ることができます。平坦地ですので、市街地化している箇所もあります。
一方、左折した場合。かなり急な峠を越える外周道路になります。
かなり急なアップダウンの道ですので、初心者はやめたほうがいいでしょう。坂を登りきったときの風景は、すばらしいですが、あまり自転車に乗り慣れていない人は、そのあとの行程が、きついものになってしまうかもしれません。
自転車にあまり慣れていない方は、右折して坂を下っていきましょうね。
この下り坂、車はあまり来ないし、広いし、結構な下り坂だし、スピードの出し過ぎに注意です。丁度、坂を下ったあたりから、右折すると、因島の中では是非立ち寄って頂きたい「はっさく大福」が食べられる、「はっさくや」さんがあります。
はっさくが一個丸々入った大福は、甘すぎず、はっさくの酸味が、さわやかなスイーツです。
このはっさく屋で、はっさく大福を食べたり、お茶を飲んだりしていたら、もう時計は午後の1時くらいになっていると思います。
はっさくやさんからは、長澤まさみさんと高橋一生さんが共演した「嘘を愛する女」の舞台となった灯台なども、店の中から見ることができます。
スイーツの島、レモンの島、「生口島」まで行きましょう
さて、はっさく大福を食べ終え、出発しようかと思うと、おそらく1時くらいになっていると思います。
はじめてのしまなみ海道のサイクリングですから、折角ですので、しまなみ海道らしい「海の上をわたる体験」も、サイト管理人2ka-tsukaとしては、していただきたいのです。
因島と生口島を結ぶ、「生口橋」は、美しい斜張橋です。
この生口橋の斜張橋を完成できたことで、当時「斜張橋としては世界最大」とされた、「多々羅大橋」の建造が成功できたとの話もあります。
生口橋は、先に渡った「因島大橋」とは違って、明るく開けた、しまなみを見渡すことができる橋です。
サイクリングロードは、橋の東側を通っているので、瀬戸内の島々を、ジオラマのように見渡すことができる、しまなみ海道らしい橋です。
橋の上を猛スピードで走っていく方々もいらっしゃいますが、はじめてのしまなみ海道のサイクリングらしい橋です。
ゆっくりと周りの風景を楽しみながら、生口島へ入りましょう。
生口島内のおすすめ立ち寄りスポット
生口島橋を降りたら左折して、島の北側の海岸ルートを走りましょう。
3kmほど走るった左側に、ジェラートで有名な「ドルチェ」が見えてきます。
島で採れた柑橘類や野菜を中心に手作りで作られたジェラートは、濃厚で滑らかで、素晴らしくおいしいジェラートです。
都会からこられたサイクリストの方にも、満足できるジェラートであること、間違いなしです。
なんといっても、サイト管理人2ka-tsukaの奥さん(辛口A型)HDちゃんが
「このジェラートの滑らかさは、すごいね。味も甘すぎないで、さわやかで、濃厚でほんとおいしい」
と、手放しで褒めたくらいの味なのです。
堪能してみて下さいね。
「ドルチェ」の出発が、14時くらいになると思います。
そろそろ帰りのことも考えておかなければならない時間です。
瀬戸田から船で帰るか、大三島からバスで帰るか、走って尾道まで戻るか。
ドルチェでジェラートを堪能したあと、出発する時間は、おそらく14時くらいになっていると思います。
帰りのことも考えなければならない時間になります。尾道で借りた自転車の返却時間は19時までです。
この時間を過ぎたら、翌日返却しなければなりません。
「時間を過ぎたら、一切受け付けません」
と、レンタサイクルの係員のおじさんが言っていました。
尾道の係員のおじさんは、今治のサンライズ糸山の係員のおじさんのように、口調が優しくないんですよね。
レンタサイクルの詳しい情報は、こちらを参考にしてみて下さいね。↓↓↓
さて、ここで3つの帰りのルートが考えられます。
1.少し瀬戸田の街を散策して、そのまま尾道へ折り返す。
ドルチェを出て、生口島のもっとも賑やかな街「瀬戸田」までは、3kmほどですので、15分ほどで到着することができます。
瀬戸田の中にも、立ち寄りスポットがいくつもありますので、瀬戸田の街を散策してから尾道へ折り返すというルートが考えられます。
瀬戸田から尾道までの帰り道は30km弱くらいですので、あちらこちらに立ち寄らなければ、二時間あまりでは帰ることができます。
尾道のレンタサイクルの返却時間は19時までですので、余裕で間に合うことができるでしょう。
2.瀬戸田で自転車を乗り捨て、船で尾道へ帰る。
瀬戸田の街を散策して、自転車を乗り捨てて、船で尾道へ帰るという方法もあります。
以下の時刻表は、瀬戸田~尾道へ帰ることができる、船の夕方の時刻のみを抜粋したものです。
乗船料は、大人1200円、子供600円です。
運行時間の詳細や料金はその都度変わるので、詳しくは瀬戸内クルージング様の公式サイトでご確認願います。
瀬戸田発 | 尾道着 |
---|---|
15:00 | 15:39 |
17:00 | 17:39 |
18:00 | 19:09 |
多々羅大橋を渡ってサイクリストの聖地まで行きバスで帰る。
もう少し走って、多々羅大橋まで行ってしまうというプランを考えられます。実はこのプランが私は一番おすすめです。
多々羅大橋を渡って「サイクリストの聖地」多々羅しまなみ公園まで行き、そこで自転車を乗り捨てて、バスで尾道まで戻るというプランです。
多々羅大橋は、今治側の「来島海峡大橋」と並んで、しまなみ海道を代表する橋です。
サイト管理人2ka-tsukaとしては、はじめてのしまなみ海道は、この多々羅しまなみ公園まで、是非、行っていただきたいです。
最も、「しまなみ海道をサイクリングしたぁ」と、実感できるプランだと思います。
瀬戸田の街を軽く散策して、多々羅大橋まで走っても、自転車の返却時間である17;00までには、余裕で間に合うことができます。
多々羅しまなみ公園からは、すぐ近くに大三島BSがあり、尾道あるいは新幹線の停車駅「福山」まで高速バスが出ています。
高速バスの時刻表は、以下のとおりです。
運行時間の詳細や料金はその都度変わるので、詳しくは中国バスさんの公式サイトと尾道バスさんの公式サイトをご確認願います。
大三島BS | 因島大橋 (着) |
因島大橋 (発) |
尾道 |
---|---|---|---|
16:53 | 17:10 | ||
17:33 | 17:50 | 18:00 | 18:28 |
18:03 | 18:20 | 18:45 | 19:13 |
19:03 | 19:20 | 19:23 | 19:48 |
– | – | 20:03 | 20:28 |
20:03 | 20:20 | 20:53 | 21:18 |
大人料金 | ¥930 | – | ¥560 |
子供料金 | ¥470 | – | ¥280 |
大三島BS | 福山 |
---|---|
16:53 | 17:49 |
17:33 | 18:29 |
18:03:00 | 18:59 |
19:03 | 19:59 |
20:03 | 20:59 |
大人料金 | ¥1,750 |
子供料金 | ¥880 |
しまなみ海道 サイクリング 尾道から【初心者向け】モデルコースのまとめ
しまなみ海道 サイクリング 尾道から【初心者向け】モデルコースということで、尾道から向島へ船で渡るプランを二回にわけて紹介しました。
尾道から、しまなみ海道へ行くプランは、今回紹介したよりも、いろいろなプランが考えられます。
瀬戸田や大三島の見どころにについては、また後日紹介したいと思います。
また次回は、尾道出発の場合の、さらにしまなみ海道を満喫できるプランについて、紹介したいと思います。↓↓↓
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「しまなみ海道 サイクリング 尾道から【初心者向け】」で紹介した写真のマップ
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