今治タオルはタオル美術館では買えないので注意!

今治タオルはタオル美術館では買えないので注意!

あと二か月あまりでGW。

GWはしまなみ海道へサイクリングへ行こうと計画を立てている人も沢山いらっしゃると思います。

はじめてのしまなみ海道のサイクリングだから「自転車をレンタルして、しまなみ海道をサイクリング」と思っている人。

今年は10連休。早くレンタルの予約をしないと、自転車借りられなくなってしまいますよ。↓↓↓

しまなみ海道のレンタサイクルターミナルの情報は、こちらを参考にしてくださいね。

ところで、「しまなみ海道へサイクリング行ったら、今治タオルの聖地【タオル美術館】で今治タオルを買おう」と思っているかたへ残念なお知らせがあります。

実は、「タオル美術館」で販売している95パーセントくらいのタオルは「今治産タオル」であって「今治タオルブランド」ではありません。

これを知ったときの、私の奥さん、A型辛口ＨＤちゃんの怒りといったら。。。

ということで、詳しく説明していきますね。

タオル美術館とは

タオル美術館とは、今治市内から車で20分ほど離れた場所にある、とっても素敵なタオル専門の美術館です。

今治駅前からの位置関係はこんな感じです

距離にして13ｋｍほど。

登坂もあるので、自転車で走ると1時間ほどかかります。

タオル美術館は、とっても素敵な施設です。

デートで行くには、女子にとっては、かなりポイントの高い施設ではないでしょうか。

A型辛口ＨＤちゃんも「何時間いてもあきない」って言っていたくらい、魅力的な施設のようです。

男性のサイト管理人2ka-tsukaにとっては、30分も見れば、「もういいや」という感じではあるのですが・・・

タオル美術館を運営している会社

タオル美術館を運営している会社は、「一広株式会社」という会社です。

今治に本店を置く会社としては、トップクラスの会社です。

以下、「一広株式会社」のＨＰより引用

一広株式会社より引用

当社は1971年、愛媛県今治市にて織機6台からスタート。1990年代には東京営業所と中国大連に工場を設立、国内での販路拡大のみならず、海外マーケット展開にも力を入れてまいりました。そして、現在では業界トップクラスのシェアを維持しながら時代の変化を敏感にくみ取り、製品や技術の開発、OEMなどの新たなビジネスにも注力し、積極的に挑戦し続けることで更なる成長を目指しています。また、タオル美術館グループの中核企業として、「安心」で「良質」な製品をお客さまのニーズに合わせた価格でお届けするために、製造に関わる全工程において品質管理を徹底し、生産性の向上に努めております。

一時は、今治市の商工会議所の会頭をつとめていたそうですが、ある事件がきっかけで、商工会議所の会頭も辞任。

それ以来、今治タオルブランド名も、使わないことになったそうです。

タオル美術館の産地偽装問題

タオル美術館の「ある事件」とは、「今治タオルブランド」の基準を満たさないタオルを「今治タオルブランド」として、販売していたという、いわば「産地偽装」の不祥事です。

ウィキペディアより引用

2015年 – 品質基準値を満たしておらず「今治タオル」の認証を受けることができない20種類の商品に別の商品用として得た同ブランドのロゴを付けたタオルを出荷していたことが判明し、該当商品を回収。会社側は担当者が多忙を理由に検査に出していなかったと釈明している。
同社はベトナム、中国に工場（子会社）を持ち、国内（今治）にあった織機をほとんど海外に移転してしまっている。そのため、今治での生産能力以上の「今治タオル」を出荷しているのではないかと、かねてより疑問の声があった。

「担当者が忙しくて、『今治タオルブランド』を表示認証を受けるための検査を受けていなかった」ことで、検査してみたところ結果的に「今治タオルブランド」の基準を満たさない商品を販売していたということのようです。

「今治タオルブランド」の品質基準とは

それでは、今治タオルブランドの品質基準とは、どのような基準でしょうか。

「今治タオルブランド」に求められる品質基準とは、「吸水性」「脱毛」「パイル率」のほかに「洗濯時の品質保持」「物性」「有機物質」など、様々な厳しい条件があります。

これらを満たさないで「今治タオルブランド」を販売することは、私の奥さんのA型辛口ＨＤちゃんが激怒したように、「今治タオル」と信じて購入した人にとっては、「詐欺」だと思われても仕方ないのではないでしょうか？

だって、お母さんへの折角のお土産として、「今治タオルおみやげで買ってきたよ。さすが今治タオル、とっても肌触りがいいんだよ」なんて、喜んでもらいたいと思って買って帰ったのに、それが「今治タオルではなかった」なんて、あまりに残念ではないですか。

タオル美術館には、本当に今治タオルは売っていないのか？

この不祥事依頼、タオル美術館には、タオル美術館には今治タオルは置いていない。というのが、今治の地元に住んでいる知人からの情報でした。

この知人の弁を借りれば「あんな今治タオルのブランドをおとしめるようなところのタオルは買わない」というのが、今治に在住している知人の話でした。

ですが、本当にタオル美術館に、今治タオルは置いていないのでしょうか？

というか、私の奥さんA型辛口ＨＤちゃんが購入したタオルが今治タオルでなかった、文句のひとつも言ってやろうと思い、タオル美術館へ確認に行って来たのです。

タオル美術館へ行って、実際にタオルをよ～く観察してみると、確かにあの「今治タオルブランド」のロゴはありません。

あ、今治タオルブランドのロゴってこんなのね。↓↓↓

ということで、確かにタオル美術館に「今治タオル」は、ぱっと見見当たりませんでした。

で、敢えて店員さんに「今治タオルのロゴの入ったタオルはないんですか？」と聞いてみました。

以下、店員さんとのやりとりの様子です。

ということで案内されたのがこちら↓↓↓

ほんのわずかなスペース、わずかなコーナーで、申し訳なさげに、確かに今治タオルは販売していました。

きっと、私のように「今治タオルブランドのロゴが入ったタオルが欲しい」といったお客さんのために、わずかに在庫しているのでしょうね。

まとめ

タオル美術館で販売しているタオルは、95パーセント以上は「タオル美術館ブランド」というブランドで、「今治タオルブランド」ではありません。

ですが、施設自体はとってもきれいなので、施設を見学にいくのはおすすめだと思います。

今治タオルブランドの商品を実際に手に取って確認したい場合は、今治市内にある「コンテックスタオルガーデン」や「今治タオル本店」などが、きれいに陳列されているのでおすすめです。

コンテックスタオルガーデンについては、こちらの記事でちょっとだけ触れていますので、ご覧くださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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